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しかたがない

 私は徹頭徹尾、事実と理論に基づいて語り、書いているけど、胡散臭く思われたり、教祖のようだと言われます。残念です。しかし、私の語っていること、書いていることがすんなり受け入れられるとしたら、研究者としては終わっていることだよな。研究者は最先端にいなければならない、しかし、社会科学の場合、ムーブメントを起こしてなんぽ。矛盾しているな。だから、社会科学の巨星は、自然科学と違って死後に評価される。私は嫌だ。

テクニック

 私にはテクニックがあります。暴走族相手に物理の授業を成立させるテクニックです。大学教師になってから、数百人の聴衆を1時間に以上引きつけ、最後は拍手される授業も出来ます。しかし、私はゼミ生、それを使いません。
 ゼミ生諸君、OB/OGの皆さん。私は君たちにそれを使ったことはないと思います。で、聞きます。それを使ったら、君たちはどう思いますか?
 まあ、そんな姿を想像できないと思います。そして、そんな私だったら嫌になると思います。テクニックではなく、思いなのです。

真実

 子ども集団を信じることはとても難しい。自分のテクニックでなんとかなる部分もあります。たしかに単発ならば。でも3ヶ月以上には無意味です。教師は芸人ではないのです。このことは『学び合い』実践者、いや、私と対話し続けた人でも見失う。自分のテクニックより、子ども集団の力の方が遙かに上です。落ち込みます。

教育は心

 本日は大学院の科目3つを担当しました。語る内容は全く別々。でも、結論は一つです。教育は心、です。ただし、私の場合は、徹頭徹尾、学術データーと隣接学学問領域の理論に基づいています。

 でも、多くの学生さんには怪しげだと思います。そして、「西川先生は教祖みたい」と思われるだろうな。それが残念。私は研究者です。

覚悟

今の延長上の持続的イノベーションをやるのは、たいして覚悟は必要はありません。でも、過去に大事にしたものを捨てる破壊的イノベーションは覚悟がいります。
日本は大丈夫かなと思います。
まあ、本当に崩壊レベルになれば、立ち上がると思います。ただ、そのレベルまでの子ども達の人生を思います。