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退職後

 退職後の私の機能は、イノベーターとイノベーターよりのアリーアダプターへの情報発信だと思っています。そして、私の生き方に興味を持って、生き方レベルの『学び合い』を理解したい人だと思っています。

 つまり、普通の人にはメリットがない。

 「新婚さんいらっしゃい」のオーディションに落ちた人に、デレクターは「普通に言い夫婦だからですよ。落ちたことは良いことです」と言ったそうです。そうです。イノベーターとイノベーターよりのアリーアダプターは普通の生き方をするのが辛いのです。大抵は自分一人でもがきます。

 このタイプの人は2通りです。

 自分が大多数と違うことを意に介せず、自分の生き方を貫く人。「不思議ちゃん」です。ただし、本人は不思議ちゃんと思っていません。だから、不思議ちゃんと自己申告する人は当たりません。ただし、この方々は少ない。私が肯定的に言う「明るい無神経」な人です。

 もう一方は、自分が周りと違うことを意識し、苦しみ、隠そうとする人です。不満はあるけど、それを隠そうとする。だから辛い。

 私はこの人達に、「大義は我にあり」を伝えたいと思います。

 ということで、見ず知らずの人の親馬鹿に興味はありません。一斉指導の実践にも興味はありません。退職後は、ストレスフリーになりたいと思います。

 

到達点2

 私は何度も所属組織を変えました。

 その組織の殆どは、「西川がいなくなれば自分のパイが増える」と思っていました。ところが、そのパイは異動先に移行します。それと、移行するパイのシステムが移行するのです。結果として、「激減」になり、一つの組織は廃止されました。

 今に関しては、今年と来年の激減は分かります。

 私は上越教育大学職員という縛りがあります。しかし、来年はないです。

 ということで、それなりの行動をします。

 私にはオンラインゼミという、もう一つの選択肢があります。

 が、選択肢が私を戦って勝とうとしていない。すみません、ちゃらい。

追伸 オンラインゼミ生が増えています。今年度の終わりになったら、本格的に宣伝します。

追伸2 このアップにゴチャゴチャ言ったら、「おまえら何した?」と言います。私の退職後と、正しくて戦いなさい。

到達点

 「『学び合い』 誰一人見捨てない教育論」が発売されます。43年間の学術研究、40年間の実践によって私が到達したものを余すところなく書きました。全てのテクニックを廃し、心で実践する教育と書けばオカルト的ですらあります。『学び合い』実践者の方々に申します。最初、『学び合い』を知ったとき、オカルト的に見えたと思います。しかし、実践してみると、実に理にかなった実践であると理解されたと思います。それと同じです。『学び合い』実践者であれば、週に1度、いや、2週間に1度、問答を取り入れれば実現できます。その問答で子ども達の質問に応えるには教師用図書をいくら読んでも到達できません。何を学べば良いかも紹介しています。

 前々から、このレベルの本を書きたかった。しかし、私が進みすぎると商業ベースに乗らない。だから、半ば諦めて、西川ゼミの中の秘伝になるのかもと思っていました。それを明治図書の及川さんからオファーを受け、ビックリしました。プロがオファーしているのですから、商業ベースに乗るほど教師集団の質は変わっているのかもしれません。考えてみれば頷けます。今から8年前に「学歴の経済学」を上梓したとき、1条校が崩壊するメッセージを読み取られた人はどれほどいるでしょうか?2020年に上梓した「Society5.0に向けた進路指導」でははっきりと1条校が崩壊することを述べました。読んだ方々の多くは、それは数十年先と考えたと思います。しかし、高校における定員割れ、義務教育における不登校児の増加の原因は少子化ではなく、意識・能力の高い子ども・保護者が1条校を見捨てたためであることを理解する教師が増えています。それは今後、どんどん増えるでしょう。

 では、その先の教育の具体像は何でしょうか?少なくとも教材研究や、構成的な教育方法ではありません。そんなものだったら子ども・保護者から見捨てられます。一人一人の個性的なニーズに合わせるには、子ども・保護者の自由度を高めなければなりません。それには教材研究や構成的な教育方法では不可能です。

 では、どうしたらいいか?それは既に無視し得ないほど広がった授業レベルの『学び合い』であり、その先にある本書で紹介している生き方レベルの『学び合い』であると確信しています。読めば分かりますが、それ以外の選択肢は無いと思います。

 前置きが長くなりました。私が本書に込めている熱意が分かると思います。本書が私の最後の本と書けば、宮崎駿の轍を踏むことになるやもしれません。しかし、私としては「やりきった」と気持ちが良い。「凡庸な私がよくぞここまで到達した」と褒めてあげたいです。

 アマゾンで予約開始です。出版当初は品薄になり、お手にとれるまでに時間がかかると思います。その場合は、ご予約して下さい(https://amzn.to/4e8KVXo )。

 自著の紹介で一度も使ったことのない言葉を使います。

 本書を強く強くお勧めします。

追伸 おそらく過去の偉大な教師は「心」で教育し、テクニックを廃したと思います。『学び合い』では、それを凡庸な教師でもいたる道筋を示すことが出来る点が違います。

憑神

 研究者向きの性格なのか、私はハマると膨大な時間と金をかけて、徹底的に極めます。しかし、行き着くところまで行くと、冷めます。いま40年間ハマり続けたもの手じまいしつつあります。もちろん、根幹は残ります。しかし、その多くを占めていたものから離れます。

 寂しいと言うより、ホッとしています。長年の憑神が離れたような気がします。

損得

 私はゼミ生達に、「おまえらとは来年度以降は会わないぞ」と宣言しています。退職後は、オンラインゼミ生と講演会に喚ぶ人とだけ関わります。それ以外はリアルでは関わりません。

 これって凄く冷たいと思う人が多いですよね。でも、それに反発するゼミ生はいないと思います。なぜならば、幸せのモデルを語り続けているからです。

 我々の幸せの根幹は自己保全と種の保全です。つまり「家族仲良く、健康で」です。では、『学び合い』で大事にしている「全員達成」はどう考えるのでしょうか?それらは「幸せ」ではなく、「得」に関わることです。

 多様で多数のネットワークに繋がれば、仕事の悩みを聞いてくれて助けてくれます。失業したとき、職を紹介してくれます。結婚相手を紹介してくれます。つまり、「得」なのです。家族以外のつながりは、常に損得で考えるべきだと思います。少なくともそれに矛盾ある関係は持続しません。

 教え子も含めて、上越教育大学の教員として繋がった人とは「損得」の関係です。もちろん情はありますが、冷静に評価します。上越教育大学の教員として繋がった人との関係を維持することの「得」はありません。あります?もちろん、教員で有る限りはちゃんとやりますよ。

 ここまで冷静に分析しているから、ゼミ生に「退職後は会わない」と宣言しても問題ないのです。ゼミ生に対しての愛はありますが、それ以上に家族への愛を優先している私の姿は認めてもらっていると思っています。そして、彼らは私と無関係に多様で多数の関係を維持・発展し「得」となり、永続的なパートナーを見つければ良い。

 この関係は、私と関係を結ばなければ、謎だよね。