■ [親ばか]姓名判断
朝のテレビを見ていたらキムタクのお嬢さんが生まれたというニュースがありました。その中で姓名判断が行われていました。昨年の今頃は、息子の名前をどうするか悩んでいたことを思い出しました。多くの親と同様に、何冊かの姓名判断の本を見て、ウンウンうなりながら計算しました。ところが、本によっても微妙に違いますし、だいいち「西川」という苗字自体が姓名判断的にはあまり良い画数ではありません。ある姓名判断の本を読んだとき、「最近の多くの姓名判断の本は新字体の画数によって判断しているが、誤りである。もともとの旧字体の画数で判断するべきだ」と書いてありました。なるほど、と最初は納得したのですが、すぐにアレ?と思い始めました。確かに、新字体よりも旧字体の方がもともとなんですから、もっともらしく感じます。しかし、それを言えば、亀甲文字の画数の方がもっともらしくなります。さらに辿れば、絵の時代に戻らなければなりません。ところが、絵となれば画数を数えることは出来ません。
逆に、今使われている画数の方が妥当性があると考えることもできます。しかし、これもおかしい。だって、「国語なんとか委員会」で、「西」という漢字の画数は今までは何画であったが、今後は何画と数えると決まることはあり得ます。そうしたとたんに、私及び「西」の漢字を使った人たちの運命が変わることになります。