■ [大事なこと]管理職
仕事柄、学校教育の管理職の方とお会いすることが少なくありません。幸いに、私が出会う管理職の方は、教師として尊敬できるし、それ以前に「好きになれる」人たちばかりです。
私は「子どもと教師との関係は、教師と校長の関係に似ている」と考えています。従って、「教師として有能であるが校長としては無能」、「教師として無能であるが校長としては有能」ということは基本的に無いと考えています。従って、もし、「教師として有能であり、校長としても有能である」教師が管理職になりたがらないと、「教師として無能であり、校長として無能な」教師が管理職になることになります。とすると「生涯一教師」を目指す素晴らしい教師が、実は教師を虐げている無能な管理職の共犯なのかも知れません。
私のように、「管理職は素晴らしい方ばかりだ」と思う人は、自分は管理職にならなくても良いのかも知れません。しかし、「管理職は無能だ」と嘆くならば、自分自身が「有能な教師」になり、「有能な管理職」を目指すべきと思います。
追伸 私はこのメモを読んでほしい「有能な教師」をいっぱい知っています。