■ [う~ん]退官
昨晩は退官祝賀会がありました。今年度退官される7人の方はいずれもキャラの濃い方です。個人的にもお世話になった方も含まれたので、感慨もひとしおです。お一方、お一方のお話も味わい深いものでした。私が教師になったのは25歳です。65歳まで勤めるとすると教師生活40年です。今年中に45歳になり、折り返し点です。そのせいか、退官される先生方の話が、私とは全く関係のない、ずーっと先とは感じなくなり、自分に置き換えながら聞いていました。
追伸 学長の祝辞の最初の方で、「退官祝賀会も今年が最後です」と話したので、「え!?」と思いました。学長曰く、「来年からは退職祝賀会です」。独立法人化になれば「官」ではなくなるのですから、納得です。私も、「都立高校教諭」、「文部教官」、「文部科学教官」と身分が変わりましたが、来年からは「独立法人上越教育大学教職員」となります。
■ [発見]折り返し点
さっきの「退官」というメモを書きながら思い出しました。私が上越教育大学に異動し、私のボスのT先生に初めてお会いしたのは17年前です。T先生と私の年齢差は18歳なので、来年度になり、私が45歳になれば、私が最初会った時のT先生の年になります。当時のT先生は大学研究者として十分な貫禄がありました。今の自分にその貫禄があるかと言えば、?です。
当時の私の年齢は27歳でした。そう考えると、5年前に卒業した「T」、「K」、「Kちゃん」の年齢です。当時のT先生にとっての私は、私から見たときの彼らに対応していたんだと気づくと笑い出しそうになります。「あんちゃん」に過ぎません。そう考えてみると、実に失敬な振る舞いを17年間やっていたなと自覚しました。
追伸 今年のKちゃんの年賀状に教員採用試験に合格した書いてありました。現在、教員採用の環境は厳しい。その中で、初志を貫徹し、採用されました。とても目出度い。