■ [大事なこと]評価法
人と話すことは大事なことです。話しながら、あることがハッキリしました。
世の中には、山ほど評価法があります。例えばワードアソシエーション法、コンセプトマップ法、S-P表、また、反応速度法・・・。でも、その評価方法のことを子どもたちは理解できるでしょうか?おそらく無理でしょうね。それを使っている教師も、半信半疑ではないでしょうか?おそらく、「何か分からないけど、凄い方法なんだろうな~」のレベルではないでしょうか?でも、それっておかしくありません?だって、子どもたちが理解できない評価方法ならば、子どもたちがその評価を利用できません。でも、教師が分かっているから大丈夫といわれる方に聞きたい。さっき書いたように、本当にその方法のこと分かっています?百歩譲って、その方法を理解していたとしましょう。その結果として、子ども一人一人の状態を把握できたとしましょう。すごく甘い仮定で、現実味はないですが、あえてそうしましょう。さて、あなたはその結果に基づいて一人一人に対応した指導が出来ます?そして、その指導を継続できます?「絶対に無理だ!」と私は断言できます。
一人一人に対応するためには、子ども自身が学びの主体者にならなければ不可能です。そうであるならば、子どもに理解出来ない評価方法は無意味です。難しげな評価方法を使おうと思う前に、自問して下さい。その評価方法のことを子どもたちに説明し、納得させられます?もし、そうでないならら、どんな偉い先生が有効だといっても使うべきではありません。