■ [報告]重版決定 
今まで、何人の方からも、「先生の本が手に入らないのですが」というメールを頂きました。問い合わせたところ、在庫が出版社のほうで無くなったそうです。そこで、出版社の方には早急な重版をお願いし、一方、メールで問い合わせのあった方に関しては、手元にある本をおわけしました。でも、その私の在庫も減少気味だったので冷や冷やしていたところです。
本日、「なぜ、理科は難しいと言われるのか？」、「学び合う教室」、「学び合いの仕組みと不思議」、「「静かに！」を言わない授業」の４冊を、新刊の「「座りなさい！」を言わない授業」に合わせて１０月中に重版することになりました。ご迷惑をおかけした方々にお詫びします。同時に、重版できたのも、身銭を切って買って頂いた方々のおかげだと感謝しております。有り難うございました。面白かったら、周りの人に推薦して下さいね。
■ [ゼミ]シーン 
本日は色々と仕事が立て込んでいました。４時頃になって、やっと時間があいたのでゼミ室に行きました。そこでは学部生と院生さんが話し合っていました。途中から入ったので内容は分かりません。そのため、言葉ではなく、音のレベルで聞いていました。この状態でも、色々なことが分かります。でも、話している内容が知りたくなってしまったので、「何話しているの？」と聞きました。面白話題だったので、学部学生の一人と議論しました。ほぼ、産婆法のように質問形式を取りながら、自らが答えを言わざるを得ない状態に追い込む方法を取りました。最終的には、既存の考え方の馬鹿馬鹿しさを理解してくれて、「面白話を聞いた」と言ってくれました。しかし、その場の学生さん、院生さんが、シ～ンという雰囲気になりました。あまりにも熱く語り、かつ、学生さんを逃げ道がない雪隠詰めの状態にしたため固まってしまったようです。まずったと思ったので、「教師の介入はここまでだね」といって座を立ち、部屋を出ました。廊下に出ると、その部屋から明るい話し声が復活しているのが聞こえました。
この教師がしゃべりすぎた時になるシ～ンという状態、とても興味があります。Hがそのことを分析してくれればな～と思います。
