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2004-10-12

[]復活 13:12 復活 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 復活 - 西川純のメモ 復活 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 自分でもあきれるほど、私は落ち込みやすい人間です。そして、その度に殻に入りたがります。分かっていても、治らぬ性分です。ですので、自分の実践の場で問題が起こると、直ぐに、自分の全てが間違っているのでは、という気持ちがむくむく起こります。でも、それから脱出させてくれるのも、自分の実践の場です。

 今日は、ものすご~く、忙しい日でした。でも、良いことが幾つかありました。東京のある大手の通信教育の会社の人が、会員相手の雑誌のためにインタビューに上越に着てくれました。私の話を2時間聞くために、東京から時間とお金を使って二人の人が来るということに恐縮します。私を知ったきっかけは本だそうです。自分たちが送り出した本が、色々な出会いを造ってくれるんだな~と、嬉しく思いました。

 また、NちゃんがS県の合格したという報告を聞きました。とても嬉しく思いました。Nちゃんなら当然だと思うのと、S県は目が高いと思いました。(同時に、N県の担当者の目は節穴か!とも思いましたが・・)

 OBのMさんの研究が順調だという可視化がありました。Mさんの研究が素晴らしいものを明らかにするということは確信がありましたが、もうすぐ、ウルウルできそうだという期待が高まります。

 Mさんから「今日の感動です」という以下のメールを頂きました。Mさんは、体育における学び合いを研究しています。そして、シンクロマットという競技をその場としました。現在、現場に入って調査をしているところです。

 『6年生は「シンクロマット」のイメージがつかめず係もテーマもきめられない事態に陥っていたのですが、子供たちが実行委員会を開いてどうするか話し合い、もう一度私にシンクロマットの説明をしてくださいと言ってきました。私も担任に「正直、私もイメージないんです、初めてなんで。」と言いました。ウオーターボーイズになんで感動したか子供に聞きました。子供たちは、動作がそろっていること、発表までの過程でみんな努力していたことに感動したと言っていました。そして、それならマットでもできるのではないか?と聞くと子供たちは「できる!」と答えました。映画と同じく私たちもこれまでにないことをやるなんてすごいことなんだよと話しました。その後、係についての話も、係の仕事は自分で探してほしいということや、発表のみんなで決めた目標「みんなが感動すること、やって良かったと思えること」を目標に、みんなでがんばってほしいとの話をしました。放課後、私も担任もいなかったのですが、テーマも「ステップアップ~感動~」に決まり、係で動き出したそうです。担任の先生が子供たちのやる気とがんばりに感動したとさっきメールをくれました。やっぱり、子供を信じてるということと任せることをしっかりと子供に伝えると、すごい力を子供たちは出してくれるんですね。まだ、はじまったばかりで今後たくさん問題が出てくると思いますが。』

 私の返信は「やっぱり、院生さんを信じてるということと任せることをしっかりと院生さんに伝えると、すごい力を院生さんたちは出してくれるんですね」と書きました。元気になりました。