■ [報告]講演会
一昨日は新潟市で250人の国語の先生方を前に講演しました。80分の時間内に「いっぱい」語りたいことがあったので、最初の馬鹿話は省略しました。普通、この馬鹿話を省略すると、講演で笑ってもらえるまでの時間が長くなります。ところが、今回は何故かすんなりと笑ってもらえました。また、いつもより多くの部分で笑ってもらえたので、気持ちよく、勢いよく語れました。国語の先生とは波長が合うのかな~と思いました。
翌日の午前中に会議があるため上越に戻り、会議が終わり次第120Km離れた新潟市に戻ります。本日の準備のために会合を持ちました。新潟市で一泊し、本日は新潟市のユニゾンプラザ(一昨日の講演場所と同じ)で学び合いのフォーラムで講演します。ところが今回はちょっとやりづらいです。というのは、私が講演で紹介する研究をやったご当人が多数来ます。そのご本人が語るのですから、私の出番がありません。何を話そうかな~と考えました。色々と考えた末に、何故我々が学び合い研究にシフトしたかを、認知心理学研究の成果を元に語りたいと思います。つまり、よく分かっている教師は、良い教え手ではないことを語ろうと思います。この話は大学の講義の際は語ることですが、講演会で語るのは初めてです。
本日は、久しぶりの同志といっぱいあえます。楽しみです。
■ [感謝]学び合いフォーラム
「学び合いフォーラム」が新潟市で行われました。実にいい会でした。手作りで、手探りの会でしたが、実にいい会でした。このような会をどのように運営されるのか、終わって、やっとイメージできるようになりました。この会ではノウハウを伝えるのではなく、具体的な生の授業の画像、データを基に、徹底的に語り「合う」ことを通して、考えを共有しようとする会です。これは、教師の研修会としては画期的なものだと思います。これを守り、育てなければならないと思いました。
今まで通りの授業では、泣き、崩れていく多くの子どもがおり、教師がいることを知っています。我々の試みは小さいものかもしれませんが、きっと花開くものと確信しています。日本各地から集まって頂いた参加者の方々に深く感謝します。また、この会の準備、実施に関わって頂いた方々に深く感謝します。
追伸 とても気持ちよく眠れます。余韻に浸りながら。