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2006-02-01

[]同僚 16:39 同僚 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 同僚 - 西川純のメモ 同僚 - 西川純のメモ のブックマークコメント


 本日関係する全ての人事の手続きが完了したので、やっとオープンに出来ます。来年度よりKuさんを助教授として同僚に迎えることが出来ます。

 修士を修了させて3年、今年度中に博士の学位を取ります(私が主査として与える最初の博士です)。本学は、研究業績には全国でも有数に厳しい大学であるので、内心はビクビクものでした。しかし、実際は「正当」に評価されたため、ほぼ満額の評価を得ました。県も、極めて円満に送り出してくれました。ホッとしました。以前のメモにあるように、我々の中にある歪みの根本原因は、T先生管理職に移動したことに由来します。これを解決出来るのは、私しかいません。それ故、多くの時間と労力を費やしました。来年からは同僚です。指導院生より、格段に高度で複雑に「すご~く」期待しています。

 我々が目指していることは、高く、厳しいものです。今度のことは一歩に過ぎません。各位が、多方面で活躍されることを、「すご~く」期待しています。

追伸 どっかの大学の教師になったとたんに「先生様」になるなんてナンセンスです。あくまでも関係によって決まります。例えば、大学院の同級生であるOgや後輩であるTは、基本的な関係は同級生・後輩です。しかし、本学大学院に在学中は「○○さん」対「西川先生」です。修了すれば、もとの基本の関係(「○○」対「西川」か「○○」対「西川さん」)にもどります。従って、師弟関係のない方は、KuさんはKuさんのままであることは当然です。馬鹿馬鹿しいことですが、この手のことを気に病む人がいがちなので、一応、蛇足をつけました。

 なお、もう一つ、蛇足をつけます。十数年前のことです。現職院生さんが、自分の教え子を大学院につれてきました。いつもは「○○さん」と呼んでいましたが、その子たちの前では「○○先生」と呼びました。