■ [大事なこと]教師改造計画
本日、Kanさん、Sakさんと話しました。内容は、どうやったら確実に学び合いが出来るようになるか、ということです。ただし、前提として、自分が変わりたいと願っている先生に対してです。変わりたくない先生の場合は、変わりたいと願うところからやらねばならないですが、そこは除外します。
お二人の話をまとめると、以下のようなプログラムが考えられます。
2泊3日かけて、我々の実践のビデオを見てもらい、疑問となるところを徹底的に議論します。その後、3日間、その先生の実践の場に我々が出かけます。そして、その人なりの理解で学び合いの実践をします。それに対して、ソクラテスの産婆法のような問答をしながら、その先生の中にある囚われを解いていきます。3日以内に、一定以上の理解がはかられ、学び合いの実践が出来るようになれる、とお二人は断言されました。そして、1~2週間後に、その先生がどのように発展させたかを確認すれば完成です。つまり、1週間とちょいとで考え方を変えることが出来ます。
でも、これって凄いことです。学び合いが分かれば、いわゆる経験の乏しい教師、教材の力の弱い教師、また、話術の巧みではない教師でも、かなりのレベルの授業が出来ることが保証出来ます。なぜならば、授業の成立のかなりの部分を子ども達が一緒に背負ってくれるからです。それが、1週間とちょいで実現出来るんです。5年研修、10年研修、15年研修という研修プログラムがあります。また、長期派遣制度もあります。それに対して膨大な予算をかけています。ところが、その百分の1の費用で、100倍の効果が期待されます。なんとかシステム化したいと思いました。