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2006-07-16

[]口説きのテクニック 09:17 口説きのテクニック - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 口説きのテクニック - 西川純のメモ 口説きのテクニック - 西川純のメモ のブックマークコメント


 一般の教師が考える 教える能力は、口説く能力に近いと思います。口説くには、話術も必要です。準備も必要です。 教師は子どもを口説き、授業や自分に引きつけます。そのために、声の出し方、板書の仕方を工夫します。それは口説きの、声の出し方に対応します。教材の内容は、口説きの「話題」対応すると思います。しかし、恋人を得るための口説きと、伴侶を得るためのプロポーズは違うように思います。伴侶を得るためのプロポーズで大事なのは、自分がその人をどう思っているか、その人の人生をどう思っているかという、真剣な思いだと思います。口説きのテクニックを伴っていれば、それは良いかもしれませんが、重要なのは真剣な思いです。それさえあれば口説きのテクニックは必ずしも必要ありません。逆に言えば、真剣な思いがなければ、口説きのテクニックがいくらあってもしょうがありません。でも、そのような口説きは、「騙そう」という下心があるし、相手をバカにしている気持ちがあ ります。

 我々の場合は、口説きのテクニックが重要なのではなくて、真剣な思いが大事だと考えています。具体的には、子どもを有能だと信じています。そして、彼らの有能さを最大限生かす授業が、彼らの人格の形成に有効だと確信しています。

  「分かってもらおう」という気持ちで「口説きのテクニック」を学んだはずなのに、おおにして、本来の目的を忘れている人は 少なくないのではないでしょうか。我々は、そんな口説きのテクニックが無くても、「何でこんなこと勉強するんだよ~」という子どもからの問いに対して、満足な答えを出すことのほうが大事だと考えています。