■ [親ばか]ガラパゴス諸島
私は大学で生物を学びました、生物学で最も重要な概念と言えば、進化論と遺伝子です。その一つである進化論が生まれたのがガラパゴス諸島です。生物学、いや科学の聖地といえます。私には長い間、謎だったことがあります。なんで小さい島で、あれほど多様な生物が生まれたのだろう・・・
我が家では、風呂に入っているとき息子が見るために、風呂場には色々なものが貼られています。その中に、世界地図があります。息子は、地図にある国の名前や国旗を覚えて嬉々としています。私もボケーッとしながらそれを見ています。ある時、気づきました。ガラパゴス諸島が世界地図で、形のレベルまで見えるんです。最初見て、「え!?」と驚きました。私の知っている、小笠原諸島、沖縄列島などは形なんか分からない「点」です。不思議に思って調べてみると、ガラパゴス諸島の全面積は7500平行キロメータでした。これは、宮城県より広いんです。最も大きいイザベラ島は4600平行キロメータで京都府とほぼ同じ大きさです。これほどの大きさがあれば、あれほど多様な生物が生まれても不思議がありません。日本に住んでいる私は、「諸島」という言葉を誤って理解していました。
子育てをすることによって、学ぶことが多い。と思いました。