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2006-11-02

[]やっぱりね(その3) 18:20 やっぱりね(その3) - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - やっぱりね(その3) - 西川純のメモ やっぱりね(その3) - 西川純のメモ のブックマークコメント


 本日は、今年の9月でメモした方の授業をライブで見ました。何よりも、授業を楽しんでいることを感じます。また、子ども達がその授業を楽しんでいることを感じます。なんとも、教師を楽しんでいることを感じます。授業後に、その先生と話しましたが、私自身が圧倒されるほど、今の子ども達が学び合う授業に対する思いを語っていただきました。過去の自分を冷静に分析し、これからのことをワクワクして語ってもらいました。

 その先生曰く、以前は子ども達から怖いと思われたそうです。でも、本日の授業を見る限り、信じられません。その先生が「こっちに集まって」といったとたんの子ども達の反応は、ワクワクしながら集まっていました。授業中は、ニコニコして授業をしていました。その先生曰く、「以前は 引き算の指導ばかりで、生徒の駄目なところを探し、叱ってばかりいました。でも、今は子どもの良いところを発見して、それを言っています。」とニコニコして語ってくれました。

 本当に不思議です。その先生に対する我々のサポートは、本当に、微々たるものです。それで変われます。そして、本日の授業に関して、かなり厳しいコメントを言いました。ところが、そのコメントを自分の成長のためと理解して、私の言葉以上に意味づけています。本当に若々しい向上心を持っています。おそらく、私よりは若い方とは思いますが、 決して若手ではありません。中堅からベテラン移行しそうかな?という年齢です。自分があの頃の時代に、あれだけの若々しい向上心をもっていたか考えます。おそらく、無かった。

 本日は、その先生の他に、若い先生の授業を見ました。授業後に、学び合いをテクニックではなく、学校教育レベルで理解して欲しいことをかたりました。私にはKanさんの力はありません。でも、あの方々にも、伝わって欲しいと願います。