■ [親ばか]頭隠して
食事の後、息子と一緒に歯を磨きます。それが終わってから台所を通って居間に行きます。台所は、家内が食事の片付けをしています。毎回のことですが、歯磨きを終わった後、息子は私のジャージ(部屋着)の中に隠れようとします。私のジャージの中に隠れている息子をだっこして、台所を通ります。もちろん、私の腹は「赤ずきんちゃん」のオオカミのように大きくなっています。なにより、はみ出した足がぶらんとしています。しかし、家内はわざと「あれ!?○○ちゃんはどこにいったのかな?~」と声をかけます。息子は、ケタケタと私の腹で笑います。それが毎日続きます。
本日も、歯磨きの後の息子は私のジャージの中に隠れようとします。ただし、「足も・・」といって足も隠そうとします。へんだな~と思いましたが、息子の好きなようにしました。結果として、一層、大きな腹の私が台所の家内の前を通ることをしました。その後の展開は、いつも通りです。何故、足も隠そうとしたのか??と考えました。しばらくして、分かりました。本日、息子が「頭隠して尻隠さず」ということわざの意味を聞きました。そこで、教えました。おそらく、息子はそれに影響を受けて足を隠そうと思ったのだと思います。しかし、自分が父親のジャージの上着の中に隠れたら、父親の腹がどんなにふくれるか・・、ということまで知恵は回らないようです。