■ [ウルウル]羨望(その2)
昨年の夏に西川研究室の洗脳旅行に来られた方より、以下のようなメールが来ました。現場はいいな~。少なくとも、以下のように思える実践者はいいな~。
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こんなことを述べては失礼ですが,学ぶためのよりよい環境を子どもたちに提供するために様々なことを試し,そのリアクションが即座にかえってきます。というわけで,すぐに自分の実践にフィードバックできるわけです。前から考えていましたが,研究者・実践者ではなく,実践者が研究的な思考をもって日頃の実践を行うことが必要だと思うし,そういう人間が今後益々必要になってくると思います。また,脳科学者が教育について述べていますが,現場では,その理論は知らず,方法論(百ます計算・音読など)のみに着目しています。やはり,教室をフィールドとしているからには,そこで起こっている現象を目の当たりにして,共通の場面をイメージしながら議論するべきなのでは戸思っています。その中で適切な授業の場面での方法論なども見えてくるのではないかなあ。実際の子どもからやはり離れていますよねえ。
さて,私の実践はといいますと・・・
最近,子どもたちが自然に学び合えるようになってきました。 授業の最後に次の時間につながる課題について検討するようにしているのですが,次の時間の最初には,すでに子どもたちは,課題の内容についてある程度話をしており,見通しをたてやすくなっています。(おそらく予習をしてきて多くの情報を持ち寄っている結果かな?)また,学び合いが起こりにくいケースがあるのですが,西川研のみなさんがご存知のように与えた目標が低すぎた場合です。子どもの反応で明らかに分かります。そういうわけで,ちょっと難しめの2時間ぐらいかけて明らかにする目標を設定するようにしています。