■ [発見]蝶結び

小学校からは「結べる」ように教えてくださいと言われています。そこで、家で「蝶結び」を教えました。が、難しい。紐を固結びにして、紐を折って「耳」にして、それに紐を回して、その中から「耳」を通す、ということを教えましたが、なかなか難しい。ところが息子が出来るようになりました。今、家に遊びに来ている「お婆ちゃん」が教えてくれたそうです。びっくり。息子の結び方を見てびっくりしました。「耳」と「耳」を固結びしていました。なるほど、と思いました。47歳まで、蝶結びの別な結び方を知りませんでした。
■ [ゼミ]別れ

本日、最後の最後の卒業・修了ゼミ生を送りました。そして、最後の最後のまでちゃんと送れませんでした。
変な美学です。男はうれし泣きをしても良いけど、悲しいときに泣いて良いのは親の死に目だけというのが刷り込まれています。ゼミ生を送り出すことを、しんみりしたら、年につれて幾何級数的に弱くなった涙腺が暴走しそうです。ということで、ゼミ生がいなくなるとき、わざと不在にしたりします。出発の挨拶の時、憎まれ口を連発し、自分を鼓舞します。
合者必離は理ですが、分かれるのが辛くなるために人は何故合うのでしょう。でも、それが幸せなのだと思います。だったら、「おい、いくのかよ~」と泣く方が自然です。と、分かっているのですが、出来ません。