■ [ゼミ]かわいい
我々のセオリーから言えば、教師は個に繋がるのではなく、集団に繋がるべきです。個に繋がるのは、子ども達の集団であるべきです。
分かっています。そして、自分にそれを課します。
が、45歳以上のおっさんから、二十歳を超えたばかりの「坊や」まで、担任している子ども、担任していた子どもは、本当に可愛い!
感覚としては、「孫」のかわいさのようです。つまり、責任を負わなくても、どんどん成長する身内の感覚です。
■ [大事なこと]テストの点数の補足
前日の、「テストの点数」に関して補足します。あのメモの中に、我々の根本的なエッセンスが含まれています。
第一に、我々は教師が求めるものを直截に子どもに求めます。そのためには「結局、何を目的としているのか?」を考え、虚飾をはぎ取ります。
第二に、ことさら目標に「ひねり」を入れず、直球勝負です。なぜ「ひねり」を入れないかといえば、子どもたちの関わりの中で、教師の「ひねり」以上のものが生まれると信じているからです。
第三に、目標は教師の仕事ですが、どうやるかは子どもの仕事と考えています。それは、子どもの方が素晴らしい方法を考え出せるという信頼です。しかし、それ以上に、時間的・物理的・能力的制約からかんがえて、教師は「たいして」凄い方法を考え出せないと言うことを、「理論的(小学校数学でも証明できるレベルですが)」に知っているからです。