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2007-05-22

[]かわいい 22:00 かわいい - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - かわいい - 西川純のメモ かわいい - 西川純のメモ のブックマークコメント

 我々のセオリーから言えば、教師は個に繋がるのではなく、集団に繋がるべきです。個に繋がるのは、子ども達の集団であるべきです。

 分かっています。そして、自分にそれを課します。

 が、45歳以上のおっさんから、二十歳を超えたばかりの「坊や」まで、担任している子ども、担任していた子どもは、本当に可愛い!

 感覚としては、「孫」のかわいさのようです。つまり、責任を負わなくても、どんどん成長する身内の感覚です。

[]テストの点数の補足 08:10 テストの点数の補足 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - テストの点数の補足 - 西川純のメモ テストの点数の補足 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 前日の、「テストの点数」に関して補足します。あのメモの中に、我々の根本的なエッセンスが含まれています。

 第一に、我々は教師が求めるものを直截に子どもに求めます。そのためには「結局、何を目的としているのか?」を考え、虚飾をはぎ取ります。

 第二に、ことさら目標に「ひねり」を入れず、直球勝負です。なぜ「ひねり」を入れないかといえば、子どもたちの関わりの中で、教師の「ひねり」以上のものが生まれると信じているからです。

 第三に、目標は教師の仕事ですが、どうやるかは子ども仕事と考えています。それは、子どもの方が素晴らしい方法を考え出せるという信頼です。しかし、それ以上に、時間的・物理的・能力的制約からかんがえて、教師は「たいして」凄い方法を考え出せないと言うことを、「理論的(小学校数学でも証明できるレベルですが)」に知っているからです。

 だから、目標を与え、その意味を納得させるのは教師ですが、その後は子どもがやります。