■ [嬉しい]洗脳旅行2
昨年の10月26日に以下のようなメモを書きました。
『以前、我がゼミの洗脳旅行に来られた方が、我がゼミと東京大学の佐藤学先生とを比較されました。かの高名な先生と比較されたのでビックリしたので、すごく印象的でした。その方によれば、我がゼミに欠けているのは、実践校だそうです。なんやかんや言っても、それが実現した姿を見せてくれる学校があるか無いかは大きな違いだと、その方はおっしゃいました。理屈としては、よく分かります。そして、そのような実践校を育てたいな、となんとなく思いました。』
今回、別府の小学校の先生から『学び合い』の実践をみたいと希望がありました。鹿児島には『学び合い』を会得された小学校の先生がいらっしゃるので、そこを紹介しようかな、とも思いました。しかし、その方は学校として取り組むことを考えておられるようです。そこで、学校として取り組んでいる群馬の八幡小学校を推薦しました。激務の現場の先生で、それだけ遠方ですので「ま~無理かな~」と思っていたのですが、来られると返信が来ました。それも管理職も含めて、総勢3名が自腹で来られると言うことです。びっくり。早速、八幡に連絡しましたが、快諾していただきました。『学び合い』はイベントではなく、毎日、毎日、やっていることですので、基本的に常にウエルカムです。
八幡での様々な先生方の実践を参観し、八幡の管理職から熱い語りがあり、その余韻の中で我が研究室に到着しました。さっそくメンバー総掛かりで「暑苦しく」洗脳開始です。そのまま飲みながらの洗脳に移りました。岡山からお一人で来られた方は、学校で取り組む別府の学校を羨ましいとおっしゃっていました。
帰る際、「『学び合い』を1年間かけて学校に定着させようなんていうような悠長ことしないでください。『学び合い』は簡単です。やろうと思ったら1ヶ月で出来ます。」とハッパをかけました。「西日本で最初の『学び合い』の実践校になります」と宣言していただきました。
願いは叶うものだと思います。学校を変えることを目標として意識するようになって数年で、それがリアルにイメージできるようになりました。私には日本を変える(ほらほら、笑わないで!)ことさえ、リアルに思えるようになりました。だって、『学び合い』は本当に簡単で、効果絶大ですから。ようは、「やれ」ば良いだけのことです。