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2007-06-29

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 第1回『学び合い』を共に学び合う秋のセミナー長野大会をご案内致します。詳細はhttp://rika.shinshu-u.ac.jp/misaki/20071013.pdfです。おいでをお待ちしております。

[]親の目・教師の目 13:41 親の目・教師の目 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 親の目・教師の目 - 西川純のメモ 親の目・教師の目 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 昨日・本日は息子が通う小学校研究発表会です。参観しました。息子の成長に眼を細めます。何よりも安心して見ていられます。第一の原因は、担任の先生が大らかで、細かいことを気にしない先生だからです。そして、第二の原因は、今時珍しい42人クラスなんです。だから、息子がバカなことをやらかしても、集団の中に埋没できる。42人もいると、息子より「おバカ」なことをして笑わせてくれる同級生がいます。その子の保護者の方には申し訳ないとは思いつつ、ホッとします。

 そのクラスを参観するとき、そのクラスが『学び合い』で無いことが気になりません。これは不思議です。私の場合は『学び合い』に目が慣れているので、そうでないクラスを見ると、「アラ」が見えてきます。相当に優秀な先生でもそうです。何故だろう・・・

 気づきました。私がそのクラスを見ているときは、クラスを見ているのではなく、わが息子「だけ」を見ているんです。だから、集団の全体を見ているわけではないので、その種の感覚が麻痺します。

 象徴的なのは体育館での全校の児童による活動の場面です。わが息子が私の視野に入っているときは「ズーム」状態で集団を見ていません。しかし、わが息子が視野から外れると、とたんに「ワイド」になり集団を見始めます。とたんに、そのクラスが協力関係があるかないか、この活動のアイディア子どもたちが出したのか、それとも教師の発案なのかということが、いやでも目につき始めます。この「ズームワイド」の変化が、数秒もかからず起こることに、我ながらビックリしました。

 同じ授業参観でも、親から見える姿は、教師から見える姿と全く違うということを、いまさらながら実感しました。