■ [大事なこと]呪文5
しばらく呪文シリーズの学校に行けません。そこで、先週末に電話にて呪文を伝えました。それは、「先生がどうしても押さえたいと思うポイントを短くまとめてプリントにして子どもたちにわたして下さい。そうすれば、確実にテストに反映されます。そして子どもたちが自分たちの成長を実感できます。」という呪文です。
本日、久しぶりに学校に行きました。子どもたちは変わっていました。すごく。『学び合い』の最初では机に寝ていて、ふてくされた顔の子がいました。その子の顔が、とてもいい!あたりまえですが、可愛い子どもの顔になっていました。それが嬉しくて、教室から出て廊下でボロボロ泣いてしまいました。
その先生が子どもたちにわたしたプリントを見ました。笑いを押し殺すのに苦労しました。それは、小学校指導要領の要約なんです(それも表現は指導要領のそのまま)。これを子どもたちにわたして大丈夫と思えるほど、子どもを信頼している証拠です。それに、業者テストに出そうな問題もわたしていました。これがあれば、どのように勉強すべきかはぶれません。子どもたちの会話は高度です。大学生に議論させて、この小学校6年生の子たちのレベルに達するかは大いに疑問です。
「上越地区で『学び合い』を見せて欲しいと言われたら、先生を紹介しますよ」とお願いしましたら、ニコニコして「困ったな~」とおっしゃっていましたが、受けて頂けました(正確には、断られなかった)。『学び合い』の手応えを感じられたのだと思います。
もう、大丈夫と感じました。私は、おまじない(呪文ではありません)を2、3と、いっぱいの夢を語って退散しました。
追申 ふと思い出しました。その先生が『学び合い』を初めて、たった1ヶ月ぐらいです。私が呪文を唱えてからでしたら、1ヶ月もたっていない。でも、当然です。『学び合い』は本当に簡単ですから。