■ [大事なこと]仕事が進む

お盆休みに大学で仕事をしていると、本当に仕事が進みます。本日の午前中の仕事は、以下の三つをこなしました。
1)秋に福井大学である研究集会で本学を代表して発表してきます。その予稿集原稿を書き上げました。
2)教職大学院関係の本を出版しますが、その分担分(40頁ほど)を書き上げました。
3)次に出版する「学び合う国語」の初稿チェックを行いました。
4)毎日来る多数のメール処理をしました。
さて、上記を信じられるでしょうか?午前中の3時間で上記を仕上げるなんて無理だ、と思うのが一般的です。でも、本当です。そして、それには種があります。例えば、2)の原稿を、0から書き上げるとしたら、筆の速い私でもある程度の時間がかかります。私がやったのは、ワードで新規文章を開きます。そこに最低限書かなければならない事項を箇条書きで書きます。それに関して過去に書いた原稿がないか、グーグルのデスクトップ検索、メールソフトの全文検索、ブログの検索で探します。そうすると、昨年の秋に愛知教育大学で講演を行いましたが、そこでの講演が使えることが判明しました。そして、その筆記録が愛知教育大学で作成され、チェックのため私に貼付ファイルで送られたことを判明しました。そのファイルを開いて、「です、ます」調を「である」調に直せば、直ぐに8ページぐらいの原稿になります。そんなこんなことを繰り返せば、1時間少々で40頁の原稿が出来上がります。
私は毎日、文章を書き、それをコンピュータに記録します。そして、それがいつか役に立ちます。だから、上記のような仕事が出来ます。そして、それが成り立つのは、私の教育、研究、そして大学での仕事、全ては一つの方針でまとめられているので、全ての情報が流用することが出来ます。そして、それが出来るのは、ありとあらゆる場面に適用できる『学び合い』という考え方を基本に据えているからです。