■ [大事なこと]大事なとこ
『学び合い』は「考え方」であるにも関わらず、でも、テクニックとして捉えられがちです。そうなると、手引き書の中を「つまみ食い」することになります。私自身も、「出来るところからでいいんです」とは言いますが、いまいち釈然としません。そこで、「『学び合い』の手引き書」の中でもっとも大事な部分はどこか?と考えてみました。
結果として、それは入門編の最初の語りの部分だと思います。もし、「つまみ食い」するとしたら、その部分が最も罪が浅い。本当は、学習者観・学校観・授業観のところです。しかし、それを諦めるとしたら、そこだと思います。最初の語りは「考え方」を理解していないと、自分の語りになることが出来ません。そして、それを語り続ければ、結果として、我々の『学び合い』しかありえないことが分かるはずです。