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2007-11-03

[]学び合う国語 18:40 学び合う国語 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 学び合う国語 - 西川純のメモ 学び合う国語 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 指導要領改訂の方向性が新聞にリークされています。それによれば理科や英語が大幅に増えるそうです。理科教育や英語教育の研究者が狂喜乱舞しているかもしれません。しかし、今回の改訂の中心は国語力の向上であると私は思っています。しかし、国語力の向上といっても「国語科」力の向上ではありません。コミュニケーション力の向上です。

 今度、「学び合う国語」を出版しました。しかし、『学び合い』の国語ではありません。それは私も、片桐さんの部分にも書いたとおりです。『学び合い』は学校観・学習者観・授業観という考え方です。それを突き詰めると、多くの人が思っている教科から離れてしまいます。一方、多くの人は教科の内容を伝達することが教育だと思っています。今回の本は、多くの人に『学び合い』に出会えるきっかけを得てほしいと願って作りました。従って、意図的に純『学び合い』にはしておりません。

 しかし、一貫しているものはあります。それはある意味で革命的だと私は思っています。それは、国語を必然性のあるコミュニケーションの場としている点です。その革命的な意味を多くの人に伝わってほしいと願います。そして現状の国語科が、必然性のない不自然な学習であることに違和感を感じてほしいと思います。分かってしまえば、ばかばかしい変なことを日本中の国語でやっていることに気づくはずです。

追伸

 おそらく今年度末までに『学び合い』の特別支援の本を出します。そして、来年度中に、純『学び合い』の本を2冊出します。一つは、私の単著で理論的(もちろん実践的な理論)の本と、同志の共著の本を1冊です。『学び合い』の同志であっても腰が引けるほど、子どもを信じた実践です。そこまではリアルに計画できます。しかし、その先があります。その二冊でさえも常識的に見えるほど、革命的に子どもを信じる実践の本を出したい。でも、それが出来るためには、一人一人の同志の力ではなく、学校としての取り組み、いや、学校群としての取り組みが必要になります。でも、それを実現することをリアルに描き始めています。あはははははははは

 本に出るのは実践後、たいてい2、3年たっています。その2、3年の中で我々は常に爆走しているんです。

追伸2

 いずれにせよ、我々の本は、書いてあることを直ぐに使うことは出来ません。書かれていることを通して考え方を理解し、自分で具体を考えるという作業が必須です。