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2007-12-04

[]ちゃん 17:30 ちゃん - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ちゃん - 西川純のメモ ちゃん - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日、大学からセクハラ関係の注意を喚起する記事がメールで送られました。それによると女子学生を「ちゃん」づけて呼んだことがパワハラになる事例がありました。正直ビックリしました。記事によると、その教員もパワハラになることを認めているとのことです。おそらく、その他のことも相まって、その女子学生は不快に思い、かつ、その教員も不快であることを承知の上で呼び続けたのでしょう。

 我がゼミは平成2年から学部学生の卒研生を受け入れています。基本的に女子学生は全て「ちゃん」で、男子学生は名前の呼び捨てです。ただし、例外は「けん」という名前が付いている男子学生は「けんちゃん」でした。いま、数えてみましたら、「ちゃん」と呼んだ学部学生は30人もいます。ただし、本人の了解は全て取っています。女子学生も男子学生も、いままではそういう呼び方だったことを説明し、自分の呼ばれたい呼び方を選択してもらいました。当人にお気に入りの呼び方がある場合は、それで呼んでいます。しかし、一応、確認のために学生控え室に行き、「ちゃん」が嫌だったら申告してねと真顔で言ったら、笑われて馬鹿にされました。ということで、継続します。

 そう言えば、私が教員だったとき、子どもたちはもちろん、先生方も「純ちゃん」と私を呼んでいました。それは職員会議の時もです。私より若い先生は「○○先生」と呼ばれるのに・・。ありゃ、パワハラ、イジメだったのだろうか、あははははは

[]顔 16:59 顔 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 顔 - 西川純のメモ 顔 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私が生徒・学生だった頃のことです。同性の同級生の顔が急に魅力的になることがあります。同性から見ても、美しく感じるのです。顔の作りが変わるわけではないし、髪型が変わるわけでもない。男性ですので化粧はしません。ビックリします。大抵の場合は、初体験の直後の場合です。

 今、我がゼミの学部3年、4年が『学び合い』を学校で取り組もうとしている学校に入っています。本日、知りました。学部3年生は体育の授業を任されるようになったそうです。実に大胆な学校だと思います。もちろん、担任の先生や校長先生の管理下ですが、基本的に任せて頂けるそうです。さらに、その3年生の来られる時間に合わせて時間割を組んで頂いているそうです。以上のことが、私と全く関係ないところで進行しています。

 日本中の教員養成系大学の学部3年生は約1万人います。そして、教員養成系学部以外で免許科目を取り、教育実習を受ける人数を加えれば膨大です。しかし、今、この時点で、こんなに学校で大事に育てられている学部3年生はいるのだろうか?と思います。彼の顔はどんどんチャーミングになっています。ある意味で初体験をしているのだと思います。

追申 上記のことを、もっと組織的に、かつ、長時間やれるために設置したのが本学の教職大学院です。

[]タイマー 08:14 タイマー - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - タイマー - 西川純のメモ タイマー - 西川純のメモ のブックマークコメント

 早食いの私に全く似ず、息子は実にゆっくりと、楽しみながら食べます。従って、朝食も30分以上時間をかけて食べます。しかし、忙しい朝に、そんなにのんびりされても困ります。そこで、息子と一緒に食べる私は、朝食の間中、「ぼーっとしているな」、「早く食え」、「ご飯粒を手でいじくるな」・・・・と叱りっぱなしです。ところがでです、最近は問題解決です。どうやったか。『学び合い』のセオリー通りです。

 デジタルのキッチンタイマーを用意します。息子に何分で食べきれると聞きます。ただし、以前に、何時何分までに食べ終わらないと、毎日、一緒に行く友達を待たせることになるということは説明しています。息子は20分前後の時間をいいます。そこで、その時間をセットし、スタートです。その後は、出来るだけ何も言いません。まあ、たまに「間に合うかな~」と大きな声の独り言を言います。それだけです。

 自らが納得した課題、そして、それが達成したか達成しないかをハッキリ分かる評価、その二つだけで問題解決でです。考えてみれば、当たり前のことでした。

[]新聞 08:14 新聞 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 新聞 - 西川純のメモ 新聞 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日、地元紙の朝刊を見たら上越教育大学の教職大学院に関する記事がありました。その写真に私が写っていました。それを家内に見せました。

 家では、からっきし家内に頭が上がりません。しょうがありません。トイレの電気を消し忘れる。ものを出しっぱなし・・・。ということで、大学で本当に仕事をしているのかと思われているフシがあります。私は大学での仕事を家では言いません。言うと、偉そうに聞こえるようで、反論が来ますので。ちなみに、家では殆ど無口なので、講演会で全国を駆け回ると言うことが理解出来ないようです。たまに「しょうがないから、よんで頂けるのだから、ちゃんと話すのよ」と言われることがあります。私としては、「しょうがないのによぶのだったら、遠方からはよばれないよ」と言いたいところなのですが、そう言うと偉そうと思われるので、「はい、気をつけるよ」と言います。

 新聞のおかげで、私が大学で給料分働いていることを、ちょっとは認識して貰えたようです。ちなみに、息子に見せたら「お~」と言っていました。