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2007-12-10

[]大阪日帰り 21:50 大阪日帰り - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 大阪日帰り - 西川純のメモ 大阪日帰り - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日は、大阪博士課程の会議がありました。1時間半の会議のため、往復10時間の電車に揺られて出張です。これも教師のつとめです。

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 ある同志からのメールの中で、若い先生を評して「最近の若い子は、採用されると急に年寄りになってしまう。」という言葉がありました。同じメールの別なところに、「新採用の方は、どんな学校で最初の3年努めるかが、一生に影響します。」と書いていました。これは、私が学部生を卒業させるときに語る言葉です。最初の数年での時間の過ごし方で、その後の教師人生の方向が決まってしまうと思います。私の場合も、最初にして最後の高校現場学校での経験が、その後の21年の大学教師のすべてを定めました。

 この二つの言葉は、別々ではなく、根は一つなのだと思います。新規採用者は白いキャンパスみたいなものです。そこに構図が描かれ、あとは上塗りがされます。初任校は構図を書く時期です。では新規採用者は何を基に構図を書くでしょうか?それは先輩教師です。若い先生年寄りになってしまうのは、現場の先輩教師が年寄りじみているからだと思います。昔だって、年寄りじみた先輩教師はいました。でも、若々しい、お茶目な先輩教師もいました。青臭いことを信じている先輩教師もいました。そして、その先輩教師に染まれれば、若々しい若手教員が生まれます。つまり、若い人の問題ではなく、我々の年代の問題と思います。反省・・・