■ [う~ん]無理のある問題

息子の夏休みの宿題の○付けをしています。簡単な足し算引き算をするのは老化防止の計算をしているようなものです。普段使っていない部分を使っているようです。
文章題には、いいな~っと思う問題がありました。例えば、「かぶとむしを とりに やまへ いきました。16ぴき とりました。ともだち 3にんに ぜんぶで 9ひき あげました。 なんびき のこっていますか。」という問題です。「ともだち 3にんに」の部分がちょっとひねっていますね。一方、無理があるな~という問題があります。例えば、「よる ほしが 7こ ひかっていました。 しばらくして みると 6こ ふえていました。 いま ほしは なんこ ひかっていますか。」という問題です。星が7個だけ光っている状態、さらに、6個増えるという状態があり得るでしょうか?星の光の強さは千差万別です。見える、見えないがはっきり分けられるわけはありません。それに満点の空に星が7個だけ光っている状態なんてあり得るわけありません。実際に星を見れば、この問題に無理があることは明白だと思います。以前、『「13個のアメを二人で分けると何個でしょうか?」という問題の答えは6.5個ではなく、7個と6個だ』という文章を読んだことがあります。全くその通りだと思います。