■ [大事なこと]英才教育

平成13年の冬に教科臨床学の最初のセミナーを行いました。Mご夫妻は、その時からご参加いただいています。当時、小学校低学年のMご夫妻のお子様は、ちょこなんと会場におられていました。それ以来、そのお子様は多くの会合に参加していただきました。参加率は、トップレベルです。まさに、我がゼミの英才教育です。
それを超える英才教育があることを知りました。ビックリ。同志Kさんのメールの中に以下がありました。
『昨晩、息子が枕元においてあった、西川研の本を読むよう、せがむので読んであげました。2行ほどですぐに、注意がそれるのですがまた読んでとせがまれ、また読む・・・ということを3回くらい繰り返しました。それにしても、先生の本を音読したのは、初めてということに気づきました・・・。西川先生もお身体をお大事にご活躍ください。』
幼稚園にも入る前です。凄い英才教育です。でも、当然です。だって、私の名前の「純」を受け継いでいるお子様ですから。賢くて、優しくて、美しいに決まっています。『学び合い』は教育の考えと言うより、人間集団の管理の仕方であり、人の生き方です。その時期から学んでいるのですから、最低でも日本国の首相、いや、世界の歴史を変える方になるかもしれない。
でしょ、Kさん。
■ [嬉しい]受験生

私は今から21年前に上越教育大学に就職しました。そして、それ以来、大学院入試に関わっています。面接ではいろいろな人たちの話を聞きました。すばらし方も、そうでない方もいらっしゃいます。
本日は、教職大学院の最初に試験です。いろいろな方の面接を行いました。そして、ビックリしました。というのは、私が面接した方々は、この21年間の受験で出会った中の、最高のレベルの受験生「だけ」で占められています。初めてお会いするある学卒院生の場合、21年間で一度も出したことのない面接点100を出しました。いや~・・すばらしい。
■ [親ばか]イベントが無くとも

毎日の普通な生活の中にこそ、喜びがあります。イベントで感じる喜びは、「まれ」な喜びです。日々の生活がずっと続きます。だから、その日々の生活の中にこそ喜びがあると感じられるならば、それが幸せだと思います。私の場合、ごく普通の生活の、いろいろな場面に幸せを感じます。特に、家族に関して。ごく普通の生活の中に喜びを感じ、家内と息子が世の中に生まれたことを感謝し、それが続くことを願います。
昨日の息子の祈りのことをメモにアップしました。ある方より、「何かあったのですか?」と聞かれました。しかし、特段ありません。ごく普通の一日です。その中で、息子は祈りました。きっと息子も日々の生活の中に喜びを感じ、それが続くように願ったのだと思います。
ちなみに、本日、大学院入試の仕事から帰ってきたら、息子が「おとうさん、今日、大事件があったんだよ~」と息を切らせて報告がありました。なんだろう、と思って聞きました。「あのね、3番目の歯が抜けたんだよ~」とのことでした。最近、ぐらぐらした下の前歯が抜けたそうです。ものすごく、自慢げに報告しました。彼にとっては、そして、我が家にとっては大イベントです。
■ [ご案内]明日の教室

京都の講演の案内が決まりました。以下の通りです。
日時:2月2日(土) 13:30~17:00
会場:京都橘大学児優館
http://www.tachibana-u.ac.jp/official/information/access.html
講師:西川純さん@上越教育大学
内容:「学び合い」を学ぶ
会費:一般2000円、学生1500円
詳しくは以下をご参照下さい。
http://ikedaosamu.cocolog-nifty.com/kokugogakkyuu/2008/01/22_4634.html