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2008-02-03

[]中学校に繋げるには 15:00 中学校に繋げるには - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 中学校に繋げるには - 西川純のメモ 中学校に繋げるには - 西川純のメモ のブックマークコメント

 小学校で『学び合い』を経験した子どもに、どうやったら中学校で『学び合い』を保証する方策を提案します。

 まず、我々が地道に『学び合い』を広げる努力をしましょう。その活動の中には、地域の学校に広めることが必要です。ただし、これには時間がかかります。そして、一人一人の子は、来年、それを求めています。では、どうするか?です。

 ポイントは「保護者」です。小学校の教師は自分の教え子の中学校についていくことは出来ません。ところが保護者はついて行きます。そして、学校は保護者の正当な要求には弱いものです。だから、保護者に『学び合い』の良さを分かってもらう必要があります。そのためには、保護者が求めていることに関して、十分に応えているという目に見える実績を積み上げましょう!

[]京都 14:43 京都 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 京都 - 西川純のメモ 京都 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今度の京都は充実していました。前のメモの書いたとおり、金曜日はI先生と二人の同志社大学の学生さんと飲みました。8時から1時半まで飲み続けたのです。これだけの時間、私と同じペースで飲めば、たいていの学生さんは「ゲロ」吐いて倒れてしまいます。ところが、最後まで飲み続けた。上越教育大学においては7、8年前に絶滅したと思われる、私の大好きな学生さんです。あはははは

 昨日は1時半より会が始まりました。昨日の学生さんもさわやかに参加です(脱帽)。そこから1時間10分程度、私が講演しました。その子、『学び合い』をしてもらいました。私の指示したのは「講演した『学び合い』に疑問や意見もあると思います。是非、それを話し合ってほしい。そして分からないことがあれば、手を挙げてほしい。私は応えます。なお、質問者が質問している間、私がしゃべっている間、静かにする必要はありません。途中でトイレに行くことも自由です。話し合いでは4~6人ぐらいが適当だと思いますが、それはお任せします。『学び合い』のセオリーから言えば、異質な出会いは多くのものを得られます。同じ大学、同じ職場の人は別々なグループに入った方が良いと思います。が、それもお任せします。20分後から質問を受け付けます。どうぞ」です。それから2時間、ずっと学び合っていました。『学び合い』のセオリー通りです。学ぶ価値のあるテーマを与えれば、ゴチャゴチャした手続きをする必要はなく(いや無いからこそ)学習者は学び合います。私の全体に指示したことはとは、盛り上がりすぎて時間に終わりそうもないので「やめてください」と言ったことぐらいです。

 関西を中心とした先生方、学生さんばかりではなく、岐阜、愛知、徳島・・・から参加していただいた方々に感謝します。皆さんの心に届いたと信じています。

追伸 同志各位へ。会では「ライブを見に来てください」を連呼しました。よろしくお願いしますね。