■ [嬉しい]子どもからのメール
本日、なんと、なんと、子どもから以下のメールが来ました。
『始めまして、こんにちばんは。私は学びあいを理科で取り入れてる学校の生徒です。学びあいはとても効率がよくて、友達とかかわれるいいキッカケになると思います。私たちのクラスでは学びあいを取り入れてる理科だけ平均点が高いです。これも学びあいの効果です^^すこし疑問に思ったことがあるので質問させていただきます。最近、先生方の中で全教科学びあいを取り入れようという動きがあるのですが、理科などの理解が必要な教科では学びあいやすいです。ですが、歴史や漢字などのまるっきり覚えるような暗記の世界の教科だとなにをすればいいのかよくわかりません。この前少しだけやったのですが、みんなでチェックしあうというだけの活動になってしまい、あまり効率的に動けませんでした^^;どうやればもっと効率的に動けますかね・・・。やり方を教えてくれとまではいきませんがせめて、ヒントを教えてください。そうすればみんなでどうやったら効率がいいかなどを討論すればいいと思います。なのでヒントをください。m(._.)mおねがいします。(話が短絡的で脈絡がないのですが勘弁してください・・・国語がどうしても苦手で)』
私の返信は以下の通りです。
『こんにちは西川です。よくぞ、よくぞ、メールしていただきました。さて、さて、私の応え(答えではありません)を書かせていただきます。
暗記だと、チェックが中心になってしまいますね。それでいいのではないでしょうか?でも、暗記するのだって、語呂合わせなど多様な方法があります。それをみんなでアイディアを出し合えばいいのではないでしょうか?
さらに、『学び合い』では、最後の一人まで「みんな」が分かることを大事にします。なかなか覚えられない人が分かるようにサポートする過程では、実は暗記レベルでは解決できないと思いますよ。だって、分からない人は、暗記すること自体が嫌いで拒否すると思うからです。そういう人に、そのことを何故学ぶかを語り合わなければなりません。例えば私は、この二十年間の殆ど、漢字を書くことをしていません。ワープロが変換してくれます。従って、私は漢字を読むことは必要ですが、漢字を書く必要はありません。あははははは
おそらく漢字の書き取りというレベルではなく、進学の意味、さらには、何のために学ぶのかを語り合う必要があるかもしれません。
ちょっと話は変わりますが、おそらくあなたは理科は好きで、歴史は嫌いではありませんか?何故、そう思うかと言えば、一般的には嫌いな教科は「暗記科目」だと思われるのです。例えば理科が大嫌いな人にとって、理科は暗記科目です。だから『学び合い』で歴史が好きになれば、暗記科目とは思わなくなると思います。
とりあえず、今日はこれぐらいにしましょう。どんどんメールして下さい。ちゃんと返信しますよ。』
あ~~、楽しい!!!!でも、文章を読むと内容がしっかりしすぎています。生徒ではなく、先生だったりして。あははは