■ [お誘い]佐賀の会
昨年度の夏に佐賀県の佐城教育事務所(小城市、多久市、佐賀市)の所長さん、指導主事さんたちご一行が洗脳旅行にこられました。そして、秋には『学び合い』研究協議会(小学校教諭9名、中学校教諭9名、校長先生5名、各市指導主事3名、事務所3名)を立ち上げました。九州の同志の授業を参観するなどの研修を深められています。その関係で夏に佐賀の小城市で講演をします。九州での講演は17年の宮崎大学附属中学校での講演以来2年ぶりです。大まかな予定は以下の通りです。
8月17日(日)佐賀入り 懇親会
8月18日(月)『学び合い』実践者との意見交換会、東与賀小中での講演会・意見交換会、懇親会
8月19日(火)小城市講演会 佐賀発
ということで、九州の同志の方にお誘いです。担当の指導主事の方に、「懇親会とか意見交換会に九州の同志の方も参加してもOKですよね?」と伺ったところ、即、OKでした。メンバーが多様であればあるほど、人数が多ければ多いほど、高い成果を安定して得られるのが『学び合い』の考え方ですから。
ということで、講演会はもちろんですが、懇親会や意見交換会の参加のご希望の方いらっしゃったら西川までどうぞ。佐賀以外の方でも、少なくとも、上越に行くよりは、ず~~っと近くに参ります。
■ [嬉しい]学び合う学校、発進!
本日は上越のK小学校の研究推進会議にMさんと参加しました。とても、「いい感じ」です。何しろ、昨年からいらっしゃる先生方は、『学び合い』による子どもの変容、また、自分の変容を実感された方々です。また、校長先生はお茶目なフランクな先生で、かつ、はっきりと学校の方針として『学び合い』を示しています。これで学び合う学校にならないわけありません。
私が考えているのは、学び合う学校になるかならないか、ではなく、どれほど「ド」凄いことをやらかすか、の一点です。楽しみです。
■ [大事なこと]「みんな」が大切
学ぶべき課題があり、子どもたちを自由にすれば、『学び合い』の初期段階は直ぐに起こります。馬鹿馬鹿しいほど簡単に。だって、DNAにプログラムされているのですから。しかし、「みんな」が徹底されることはDNAの中にはありません。そして、その「みんな」が徹底されれば充実段階に進み、発展段階に進みます。初期段階より遙かに素晴らしいものが生み出されます。
今月7日に埼玉の本庄で、今年度最初の『学び合い』の会が行われます。それに参加される方は、自分が子どもたちに求めていることを、自らに求めてください。自分の姿を自己モニターしてください。もし、自分が分からなかったら、分からない子どもに、どんな姿になって欲しいと願うかを思い浮かべてください。また、分かっている子どもに、どんな姿になって欲しいと願うかを思い浮かべてください。
『学び合い』においては、固定的な教え手は無く、固定的な学び手もありません。入り乱れています。「私は参観者側だから」、「私は主催者側だから」という固定的な役割もないはずです。『学び合い』は指導法ではなく、人の生き方、そのものです。みんなで多くを学びましょう~!