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2008-07-20

[]夏休みの予定 19:28 夏休みの予定 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 夏休みの予定 - 西川純のメモ 夏休みの予定 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私の夏休みの予定を公開します。参観希望や飲み会参加希望があったら連絡下さい。

 7月28日 山形寒河江市で寒河江市及び近隣の先生方を相手に語ります。講演後、直ちに山形空港から大阪に向かいます。

 7月29日 大阪で連合博士課程の会議があります。終わり次第、鳥取に移動します。

 7月30日 鳥取教育センターで中学校10年研修会があります。鳥取に宿泊です。

 7月31日 鳥取教育センターで小学校理科研修会があります。終わり次第、益田に移動です。

 8月1日 島根の益田で西日本で最初の『学び合い』の会を開きます。といっても、こじんまりとした会となります。その日は益田に泊まります。ということでゆっくり飲めます。ということで、会及び懇親会では徹底的に話し合えます。是非、ご参集下さい。

 8月2日 石見の飛行場から東京に飛び、仙台に移動します。西川ゼミや連携ゼミの皆さんと飲み会です。

 8月3日 仙台の白百合大学で学校教育学会が開かれます。ゼミの皆さんが発表します。

 8月4日 骨休め。この一日がなければ、もちません。

 8月5日 長野の塩尻に移動します。夜は長野の同志と飲む予定です。

 8月6日 長野教育センターで小学校10年研修で講演します。終了後、直ちに富山県高岡市に移動します。夜は富山の同志と飲みます。

 8月7日 射水市の中学校におじゃまして、直ぐに富山県入善町に移動します。入善町教育センターで講演します。終了後、直ちに新潟に移動です。

 8月8日、9日は新潟でフォーラムです。全国各地の同志が参集します。毎年、受付が一段落した後に受付に行き、暇そうに番をしている学生さんに「いいよ、僕が番しているから、君たちは勉強してきな」と言って送り出します。そこで、ぼけーっと番しています。私と話したい人は、暇そうな受付にいくと私がいると思います。

 8月10日~16日は予定を入れませんでした。本当の骨休めです。

 8月17日 佐賀に移動します。夜は九州の同志と飲みます。

 8月18日 午前中は佐賀の同志と議論します。午後は東与賀小中講演会です。夜は九州の同志と飲みます。

 8月19日 午前中は小城市講演会で、昼食会の後、帰途につきます。

 8月20日~22日 東京の中学校の先生方、名古屋市の小学校の先生の洗脳旅行を受け入れます。

 8月23日 上越教育大学の大学院入試です。

 8月24日 何も入れていません。家族と骨休めです。

 8月25日 富山県の砺波地区講演会です。

 8月26日~28日 東京の中学校の先生方の洗脳旅行を受け入れます。27日は下越の同志が勤務する中学校で講演します。

 8月29日 大阪に移動します。夜は、関西の同志と飲みます。

 8月30日~8月31日 神戸で連合博士課程の講義をします。

 毎度のことながら、夏休みの予定を書くと、楽しみ半分、体がげんなりするのが半分です。

[]説得 09:29 説得 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 説得 - 西川純のメモ 説得 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』は革命です。横並びとは違い、説明しなければなりません。旧来の指導法の限界は、小学生でもわかる理屈で説明できます。でも、説得されません。とりあえず否定されないようにするには、結果です。それも、ぐ~とも言えないような結果です。でも、おそらく納得しないでしょう。「学び合いの仕組みと不思議」で紹介した環境教育の事例のように、理屈を理解すると行動するは違います。理屈を積み上げることで行動に至るとは限りません。いや、至らないと考えた方が正しいと思います。結局、「みんながそうやっている」という認識が行動するかしないかを決定します。

 ポイントは「みんながそうやっている」と「思う」ことであって、本当に「みんながそうやっているか」ではないのです。現在、『学び合い』を実践している同志は、まだまだ少数派です。しかし、一人一人の情報収集能力、情報発信能力、そして、志の高さは、ダントツに高いと思います。だって、横並びで生きられるのに、あえて革命的な『学び合い』を実践しているような人ですから。だからお願いです。情報を積極的に発信してください。

 考えてください。例えば、日本中の先生の中で「ブログ」で情報発信をしているでしょうか?まあ1%としましょう(おそらく、それ以下だと思いますが)。ということは、一人の同志がブログで情報発信をしたとしたら、その効果は100人分の効果があります。同じような論法です、日本中の先生の中で「県・市レベルで研究発表する人は何%でしょうか?」、「県・市レベルの研究会で、自慢・追従・自己アピールではない、実のある議論を出来る人が何%でしょうか?」、「教師向け雑誌で自らの実践を載せる人は何%でしょうか?」・・・。ありとあらゆる場面で情報発信をしたならば、我々は少数派ではなくなります。そうなれば、一人一人では不可能な説得を可能となります。期待しています。

追伸 私自身は、この夏に十一カ所で講演会をします。期間中に私の話を聞く人の総計は、約三千人ぐらいになるはずです。そして、十人程度の洗脳旅行をします。期間中に飲みながら個別に議論する人は百人ぐらいになるでしょう。体がもつかな~