■ [大事なこと]『学び合い』の道徳
最近、『学び合い』の道徳の実践を一部地域の学校に送付しました。おそらく、その学校の先生方も見られているかもしれません。そこで、特に、その方々へのメッセージです。
我々が望んでいるのは、あの冊子を使って授業をすることではありません。もちろん、最初はそれを使って結構です。しかし、我々が望んでいるのは、子ども達に「君たちと同じ(小さい)年齢の人が作ったんだぞ」と語り、「もっと凄いものを作ろうじゃないか!」と煽っていただきたい。
今の子ども「集団」は、恐ろしい力がある。でも、残念ながら教師そして、子ども・保護者は、それを過小評価しています。是非、トライして下さい。分からないことがあれば、どうぞメールして下さい。サポートします。
■ [大事なこと]愛
陳腐ですが、「教育は愛」だと思います。ただし、その「愛」とは「親の愛」ではないと思います。しかし、多くの善意の教師は親代わりになろうとしています。でも、そりゃ無理です。無理だと気づいたとしても、親の愛をある程度「薄めた」親戚の愛で対応しようとしています。でも、子どもが30人ぐらいいると、十等親ぐらいの親戚並みしかできません。それじゃあ、子ども全員が満たされません。
教育は愛です。でも、その愛は、管下の部下全員の幸せを願う上司の愛です。自分の過去を思い出して下さい。居心地の良い、やりがいのある勤務校の校長を思い出して下さい。その校長が、『学び合い』における教師の姿なんです。