■ [嬉しい]Dropbox
以前から私には、コンピュータに関して、何とかしたいな~っと思っていたことがあります。第一はコンピュータのバックアップです。私のコンピュータにはありとあらゆる文書ファイル、プレゼンファイル、映像ファイルがあります。その大きさは10Gぐらいです。どこかの国や企業が狙うような機密ではありませんが、私には重要です。それが壊れたら、私は最低1年間ぐらいはグタグタになってしまいます。それが怖いので、私のメインのコンピュータのハードディスクは、ハードディスクが一つ壊れても大丈夫な仕組みをしています(レイド)。しかし、考えすぎですが、もし、火事などで、このコンピュータが破壊されてしまえば、おじゃんです。
また、私は大学で二つのコンピュータ、自宅のコンピュータ、そして出張用のコンピュータの4つのコンピュータを使っています。自宅や出張先で仕事をするとなると、それに関係するファイルをUSBに移動しなければなりません。しかし、どのファイルが必要になるかは分かりませんので、ごっそりとファイルをUSBに移動しなければなりません。これが時間がかかる。さらに、また、戻すという作業をしなければなりません。これが煩雑です。
そのため、それを解決するストレッジサービスを探していましたが、なかなかいいサービスがありませんでした。が、KさんのブログにあったDropboxを試してみました。そしたら、涙が出るほどいい!
Kさんが指摘するように、全て英語表記なのですが、グーグルで探せば、懇切丁寧な解説が山ほどあります。なによりも、殆どなんにもしなくてもうまいぐわいに行くようになっているんです。導入したあとも、なにもしなくても動いてくれます。
その動きは、インターネットにあるDropboxのソフトをインストールすると、自動的にある特定の場所にフォルダーが作成されます。そこにファイル(複雑な階層構造のファイル群もOK)をおくと、自動的にネット上に保存されます。これで、私の不安だった大事なファイルのバックアップが成り立ちます。いままでのバックアップは特定の時間(または手動で)にどかんとアップロードするというタイプを使っていましたが、意識しなくてもバックグランドでやってくれています。ユーザーは意識しなくてもやってくれます。
私のように複数のコンピュータを持っている人は、それぞれにDropboxのソフトを各コンピュータにインストールします。そうするとネット上のファイルが各コンピュータにダウンロードされます。つまり、互いのデータがミラーリングしてくれるのです。そして、どこかのコンピュータで更新が行われると、それが他のコンピュータに反映されます。もちろん、常にネットに綱いていなくともOKです。つないだときに、更新日時を確認して、最新のデータを各コンピュータに反映されます。
もちろん複数のコンピュータの更新がバッティングしないような仕組みを設けています。さらに嬉しいのは、うっかり上書きにも対応している点です。ネット上にあるデータは、更新・削除した過去のデータも保存しているんです。従って、うっかり消したデータも、ネット上でクリックすると復活してくれます。
以上のサービスを2Gまでなら無料、年間99$で50Gまで拡張できます。私は有料版に移動しました。
電子メールがGmailとなり、ファイルがDropboxで管理することによって、私はコンピュータ一つでいつでも仕事が出来る環境が保証されるようになりました。また、一歩、ウエッブ2.0に移行しました。