■ [大事なこと]学習規律
『学び合い』を見た目で見る人は、学習規律がないと思います。しかし、凄くあります。だって、学習規律が無くて最低点は上昇するわけありません。問題は多くの教師が求める学習規律が規律ではなく、隷属(http://manabiai.g.hatena.ne.jp/jun24kawa/20071125/1195960793)である点です。はっきり言って、隷属を求める教師は、その人が悪意がないと分かっていても怒りを感じます。
しかし、宮仕えの身なのですから、やらざるを得ないこともあります。なれば、ちゃんとフェアーに子どもに語れば良いだけのことです。つまり、「遊んでいるように見えてしまうと、『学び合い』は出来なくなる」と語ってください。あとは、クラスの出来る子が中心となって全員でどのように振る舞えばいいかを考えるはずです。
なお、子どもに自由にさせて大丈夫かと思っている人へ私が語ることは、「自由にさせてもちゃんとやるこは先生のクラスに何人かいますよね?」と聞きます。そうすると、たいていの人は2~3割はいると応えます。そうしたら、「その子「たち」が規律を求める言動をしたらどうですか?先生が一人で静かにしなさいと怒鳴るより効果があると思いませんか?」と言います。ポイントは「みんな」なんです。その2~3割の子どもが、「自分は静からだからいい」と考えるか、「みんなが静かでなければならない」と思うかで言動は違います。