■ [大事なこと]してはいけませんを言わない私
誤解があるので、表明します。
私は方法レベルのことに関して、「・・・してはいけません」と言ってないのと思います。まあ、「・・・するのはバカらしい」とか、「『学び合い』が分かっていない人の典型的な行動は・・・です」とかは書いているとは思います。逆に、『学び合い』における典型的な事例を紹介することもあります。でも、「・・・してはいけません」とは言っていないと思います。(もし、書いていたり、言っていたら、教えて下さい。その場合は、率直にお詫びします)
逆に、「その場、その時にどうすべきかを判断できるのは、その場、その時にいる当事者しかない」ということは何度も言っているし、書いていると思います。
もし、その場、その時にいない私が、その場、その時にいる人に方法レベルにのことを断定的に「これこれだ」と言っているとしたら、そりゃ、『学び合い』の考えから外れます。
でも、目的レベルのこと、特に学校観、子ども観レベルのことだったら、そりゃ断定的にこれこれだとは言います。
どうも、誤解がある。私の不徳の致すところです。すみません。
■ [嬉しい]新潟の会
本日は新潟の会に出席しました。明日は大阪に出張なので、早々に退散しました。が、嬉しかった。
それぞれの同志が、それぞれの立場で成果を上げ、同時に悩んでいることを感じました。その同志は、このメモを読んでいるかも知れません。私のアドバイスです。
無理はしてはいけません。分かりたくない人に伝えるすべはありません。分かる人を増やせばいい。それで事態は変わります。どんどん、周りの環境は変わっていきます。
分かりたくない人は、永遠に分からない人ではありません。愚かであるのではなく、ただ、今の状態に不満がないだけです。もっと正確に言えば、革命的に違う『学び合い』を受け入れなければならないほどの不満はないだけです。そういう人が大多数であるから、日本の教育は安定しています。いつか、分かってくれます。わざわざ敵になる必要はありません。
でも、無理のない範囲で急ぎましょう。日本中に苦しんでいる子どもはいます。苦しんでいる保護者がいます。苦しんでいる教師がいます。