■ [大事なこと]指揮者
http://manabiai.g.hatena.ne.jp/tomkick/20090315を読んで、学生さんの持つ教師のイメージのことを考えました。今、ふと思いついたのでメモします。
多くの教師の持っている教師のイメージは、協奏曲におけるソロ演奏家なのだと思います。たしかに格好いい。でも、『学び合い』における教師は指揮者みたいなものだと思います。指揮者は音を出しません。でも、オーケストラの音を決めるのは指揮者です。指揮者って格好いいですよね。あはははは
追伸 作曲家と言っても良いかもしれません。
■ [嬉しい]自慢
本日、ある同志から手紙を頂きました。中には私の宝物がいっぱいです。それは私への感謝という形をとりつつ、それは同志の自慢なんです。自慢の子ども達を私に伝えているのです。しかし、それが私の自慢です。他人の自慢がこれほど嬉しく、それが自分の自慢になる。逆に言えば、私の自慢が、その人の自慢になる。きっと、同志の定義とは、上記が成り立つことだと思います。
■ [大事なこと]急ごう!
これは実際に私のゼミ生に語ることです。
教師の人生を長く勤めれば、自殺した教え子を持つ教師は少なくないと思います。え?あの子が・・っと、卒業生の訃報に声を失う経験があるかもしえません。その原因は様々です。でも、家庭がいかに悲惨であろうとも、送り出した先の学校で虐められても、仕事がいかにつらくとも、自分のクラスでの経験や、そこで生まれた人の繋がりがあれば乗り越えられたかも知れません。たとえ、たった一つの教科であったとしても、『学び合い』を経験したならば救われる子どもはいっぱいいます。おそらく、全ての子どもがそうだと思います。我々は教え子の人生についていくことは出来ません。しかし、我々は教え子にその後の人生にも切れないネットワークを与えることは出来ます。私はそれを信じたい。
子どもが『学び合い』によって救われたことを知ると、心が本当に豊かになります。同時に、それがもっと早く、もっと広く広がれば救えた命もあるのではないかと思います。だから、ゼミ生に真顔で語ります。「君たちが手を抜けば、命を失う子どもがいるかも知れない。」と語ります。同時に、「私は君たちに滅私奉公を求めない。自らの家庭を大事にすること、それと矛盾無く、高い志を実現する道がある。」と語ります。私の仕事は、この言葉の重さを伝えることです。
無理なく、急ぎましょう!