■ [大事なこと]感謝
私は半端な高校教師でした。テレビドラマの熱血教師のようにやったけど、結局は、ナルチシズムにすぎません。毎日、1升の酒を飲み続け、「バカ野郎」と泣きながら自分を慰めていました。でも、そんな自分に酔っていた。私を可愛がってくれた教頭は、「君には嫁さんをせわしないよ。早死にしそうだから」と言われました。先輩も可愛がってくれました。でも、生き急いでいる若い教師を危なかしかったのだと思います。私が大学に異動したとき、「純ちゃんには、よかったよ」と言ってくれました。きっと、あのまま教師をやっていたら四十前には死んでいたかも・・・。そんな熱血教師でいたけど、結果として私のクラスにはイジメがありました。私のクラスは、私が大学に異動したら崩壊しました。『学び合い』を分かる今から考えれば、それが私の熱血教師が原因であることが分かります。
全国の同志のブログ・メールを読み、卒業式の様子を知ります。私の教え子に、贖罪は出来ません。今からの子ども達を通してしか贖罪は出来ません。まともな教師になれなかった私が出来る贖罪を出来るかも知れない・・・と感じます。感謝です。