■ [大事なこと]文集
前に書いたことですが、もう一度・・・
良い文集の特徴は、何が書かれているかではありません。それを配った後、全員が、全員の書いてあることを読むか、否かです。
残念ながら、現状の多くの文集の場合、子どもも親も、自分の文章にしか興味がありません。でも、そんだったら文集にする必要性はありません。そして、クラスでいる意味なんてありません。
■ [大事なこと]方法を強いる
『学び合い』は立ち歩き自由で、私語もOKです。でも、それが特徴ではありません。もし、教師が「立ち歩きなさい」、「私語しなさい」と強いたならば、そりゃ『学び合い』ではありません。『学び合い』で強いるのは結果です。みんなで課題を達成するという結果を強いるのです。方法ではありません。
また、みんなで課題を達成するという結果を達成しなくてもペナルティを教師は課しません。課題を達成しなかった場合、「それでいいのか?」と問えばいいので、ペナルティを課す必要性はありません。だって、みんなを達成しないことによって、既に子ども達はペナルティを科されています。みんなを達成したら得られるであろう、多くのものを子ども達は得られないというもの凄いペナルティを自らが自らに課しています。教師がペナルティを課す必要はありません。教師がすべきは、現状の自分たちの状況を自覚させ、「それでいいのか?」を問えばいいのです。
このあたりも、テクニックと考え方の差だと思います。