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2009-04-27

[]拘り 21:59 拘り - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 拘り - 西川純のメモ 拘り - 西川純のメモ のブックマークコメント

 「その子に拘らず、しかし、その子を絶対に見捨てず」ということを『学び合い』では大事にします。教師が一人で背負っている場合は、「その子に拘る=その子を見捨てず」で、逆に言えば「その子に拘らず=その子を見捨てる」です。しかし、善意の教師が「その子」に拘っても問題が解決できないので、ある段階になると、その子に拘ることを断念してしまいます。しょうがありません、教師も人の子、自分を責め続けるストレスが続けば心を病みます。しかし、そのような合理化をすれば、やがてボディーブローのように効いてきて、教職に対する誇りを失います。

学び合い』では「その子に拘らず、しかし、一人の子どもも見捨てない子ども集団に拘る。それ故、その子を絶対に見捨てず」なのです。これは出来る出来ないの問題ではなく、拘らなければなりません。少なくとも、それが出来たら素敵だと思い続けることは出来ると思います。

[]戦略本 21:59 戦略本 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 戦略本 - 西川純のメモ 戦略本 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日より、ある本の原稿を書き始めました。これは出版するのではなく、ネットブックにするつもりです。だって、売れそうではないですから。あはははは

 内容は、ある人が学校に『学び合い』を広めようとしたらどういうことが大事かということです。まあ、手引き書の高次版ですね。でも、基本は手引き書と同じになるはずです。だって、クラスに広げるのも職員室に広げるのも、『学び合い』のセオリーは同じですから。