■ [嬉しい]若い人は偉い
2007年10月3日に関西の3人の学生さんが私の研究室に遊びに来ました。話していて、その志の高さに驚きました。日本の教育を良くしようという志を持っていました。そして、それが抽象論ではなく、自分たちにも出来ることがあるという確信を持っていました。事実、私がビックリするようなことを、若い学生さんが実現していることに驚嘆を禁じ得ませんでした(私がビックリするというのですから、そのレベルのことです)。
あれから1年半になります。本日、本学の教職大学院には、彼らに比肩しうる若い人がいることを知りビックリしました。私の大学院時代とはレベルが違います。私は彼らほどの志を持っていませんでした。
今年の教職大学院の新入生歓迎会では、私はアテネの奇跡(http://manabiai.g.hatena.ne.jp/jun24kawa/20030529/1172990474)を述べて、「君らは教育のエリートである」と語りました。エリートとは出自ではなく、収入ではなく、志によって決まるものです。
私は彼らがエリートになり得る人材であることには確信しており、それ故に語りました。しかし、愚かにも、私は彼らがエリートとなるのは、修了後しばらくしてからと見積もっていました。しかし、彼らは既にエリートです。