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2009-09-21

[]幸せ 22:11 幸せ - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 幸せ - 西川純のメモ 幸せ - 西川純のメモ のブックマークコメント

 思い起こせば、私の学校教育では一度たりとも、何が幸せかを教えてくれませんでした。

 偏差値が5違う学校、いや、10違う学校に進学しても幸せになれるわけでもありません。彼女の数が多いこと、初体験が早いこと、それが幸せに繋がるわけではありません。収入が億になること、お城のような家に住むこと、高級な服を着て、高級な食べ物を食べること、それが幸せではありません。

 毎日、毎日、神仏に願うのは「家族仲良く、健康で」です。幸せというのは、家族が毎日、一緒に、おなかいっぱいに食べて、一緒に寝ること、それにつきます。どうして、私の学校教育の中で、そう教えてくれなかったんだろう。それを教えてくれたら、無駄なエネルギーは費やさなかった。人を踏みつけにすることは少なかっただろう。どぶに捨てるような金の使い方はしなかった。

 刹那的なものではなく、一生のつきあいという視点で、人と関われたら良かった。進学に関して、「何を成したいか」を何故問われなかったんだろう?受験雑誌と業者テストで進学先を決めたのは非生産的だった。

 私の教えてもらった先生方、尊敬できる先生方も多かった。感謝する方も多い。でも、自分の家庭生活を幸せそうに、いっぱい話した先生はいませんでした。恥じらいがちに、さらりと語る先生ばかりでした。でも、何故、恥じるのだろう?教師は、もっと、もっと、自分の家庭のことを話すべきだ。何が辛くて、何が幸せかを語るべきだ。子どもが分かろうと、分からなかろうと、いっぱい語るべきだ。親としての幸せを語ることによって、子どもの親の気持ちが分かる。そして、親になることの幸せが分かる。夫として、妻としての幸せを語ることによって、一生の伴侶を得ることの重要性が分かる。そして、教師という職業と家庭との関係を語ることによって、正しい、職業人の姿が分かる。

 教師は神ではなく、聖職ではなく、普通の大人の代表として次世代のホモサピエンスに付き合うべきだと思います。

 本日も、家族一緒に過ごしました。家の蛍光灯を交換しました。家族で外食し、息子が食べきれない中華丼を食べました。おなかいっぱいです。ちょっと遠出をしました。そこで貸し自転車を借りて、ローカル線の駅に行き、鉄道好きの息子と通過する電車を見ました。帰りにスーパーによって、美味しそうな刺身を発見しました。息子が遊んでいる脇で昼寝をしました。息子と風呂に入りました。家族で晩酌をしてほろ酔いです。息子の添い寝をして、起き出してこれを書いています。今日は、いっぱい息子からチュッチュされました。幸せです。

 なんで、この幸せを学校教育で教えないのか?と思います。もちろん、本当は家庭で教えるべきです。ところが、我が家は仕事仕事の家庭でした。そういう家庭の子どももいます。だから、私は学校に期待しています。教師は、ごくごく普通の幸せを享受する「義務」があります。そして、それを社会の大人の代表として、「安定」して子どもに伝える「義務」があります。恥ずかしがらずに、子どもの前で親ばか、夫バカ、妻バカすべきです。それは義務です。もし、それを語れないならば、仕事のあり方が間違っています。もちろん、子や伴侶がなければ、友バカ、そして自分バカをすべきです。

 教師はスーパー教師ではなく、「普通の幸せな人」であるべきです。そして、教師自身も、そのほうが幸せです。

[]twitter 06:20 twitter - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - twitter - 西川純のメモ twitter - 西川純のメモ のブックマークコメント

 既に、twitterは何人かの同志のブログに紹介され、何人かの同志が入っていると思います。

http://manabiai.g.hatena.ne.jp/sumi-chan/20090907/

http://manabiai.g.hatena.ne.jp/sumi-chan/20090908/

 50歳のおじさんである私は、2チャンネル的な会話がどうも分からないので、「ふ~ん、そんなことがあるんだ。凄いな~」っと思いました。別な同志から、twitterの紹介文をアップして欲しいとのメールを頂きました。遅ればせながら調べ、その価値が分かってきました。その同志から頂いた文章を切り貼りしたものを最後に添付します。

 Twitterは今後拡大することが予想され、かつ、今は教育関係者の数が少ないようです。つまり、投資するに足る株みたいなものです。最近、http://manabiai.g.hatena.ne.jp/jun24kawa/20090903/1251934135をアップしました。我々みんなが、情報発信をすれば、もの凄いことが出来ます。トライして下さい。

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学び合い』について深く考えながら実践する人はブログで発信。

毎日の『学び合い』の様子を気軽に発信して、まだ知らない人に量でたたみかけるならtwitter。という使い分けができます。twitterで『学び合い』を知り興味を持った人がブログに行き、学び合いの会に参加するという流れができそうです。

twitterはこの半年で国内利用者を20万人から100万人と5倍に伸ばしました。米国では3カ月で1300万人の利用者増です。日本twitterは最初ビジネス情報の共有で広まったためインテリ男性が多く男性75%。年齢層は若干高めです。まだ教育関係者は少ないです(教員はざっとみたところ70人ほど発見しました)が、だからこそ今『学び合い』実践者が100人加入するだけでtwitter内の教育議論を『学び合い』一色にすることができます。

来年の今頃は、日本twitterは1000万人市場です。いまのうちにtwitter内の教育議論の流れを『学び合い』の方向にもっていけば、教員でtwitterに新規加入する人の目には必ず留まります。

Twitterの利点

●つぶやくだけなので負担が少ない

Twitterの投稿は140字までという字数制限があります。ブログの更新がおっくうな人も、Twitterは携帯からメールする感覚ですぐに更新できるので非常に楽です。本当に、一言つぶやけばOKです。

●リアルタイムで情報を共有できる

『今日は算数の学び合いがうまくいかなかったなぁ』など、うまくいかなかった点を携帯からつぶやけば、それに気づいた他の実践者からアドバイスをもらえたり共感してもらえます。『○○ちゃんが初めて課題を達成!クラス中が大喜び!』なんていう子どもの成長や感動をつぶやけば、みんなで喜びを共感できます。全国に散らばっている教員同士がリアルタイムで『学び合い』できるわけです。

●他の人のつぶやきを見るのが楽

Twitterは仲間の最新つぶやきが1ページにまとめて表示されます。ブログやmixiのように一人ひとりのページを見て回る必要がありません。1クリックでフォロー(リンクしている人)の最新記事をすべてチェックできます。

すでに何人かの同士が参加しているので、twitterに登録したら『学び合い』で記事を検索してみてください。『学び合い』コミュニティもあります。とりあえず『学び合い』に関する発言をしている人をすべてフォローしていくところから始めるのがいいと思います。

Twitterの登録方法と、基本的な仕組み

0、twitterに登録する

http://twitter.com/に接続して、登録します。名前は本名でなくても全く支障ありません。公表されるのでハンドルネームがいいかと思います。そのほか登録に必要なのはメールアドレスだけです。フリーアドレスで問題ありません。携帯アドレスも必要ありません。

1、キーワード検索や名前検索で「学び合い」関係者を探し、フォローする

twitterにログインすると画面右に小さな検索窓があります。そこに「学び合い」と入力して検索します。すると、すでにtwitterに参加している人の「つぶやき(ブログで言うと記事)」のうち「学び合い」という文字列を含むものが表示されます。そのつぶやきをしている人をフォロー(お気に入りに追加)します。すると、twitterのトップ画面にフォローした人の最新つぶやきが表示されるようになります(RSSのようなものです)。記事を読みたい人をたくさんフォローすると、フォローした相手のつぶやきすべてを新着順に表示してくれます。mixiやブログのようにいろんな人のページを回らなくてすむので非常に便利です。

2、自分もつぶやいてみます

自分が誰をフォローしているかはもちろん、自分が誰からフォローされているかを確認することもできます。つぶやく話題が似ている場合、こちらからフォローすれば大抵向こうからもフォローしてくれます。そうやって自分をフォローしてくれる人ができたら、今度は自分もつぶやいてみます。140字以内という制限はありますが、要領はブログと同じです。文字数が少ないので、パソコンからはもちろん携帯からもメール感覚でつぶやくことができます。短く簡単なので1日に何度もつぶやくことができます。

3、つぶやきに反応!

twitterでは、BBSのように人の発言に対して返信することができます。『今日は算数の学び合いがうまくいかなかったなぁ』など、うまくいかなかった点を携帯からつぶやけば、それに気づいた他の実践者からアドバイスをもらえたり共感してもらえます。『○○ちゃんが初めて課題を達成!クラス中が大喜び!』なんていう子どもの成長や感動をつぶやけば、みんなで喜びを共感できます。全国に散らばっている教員同士がリアルタイムで『学び合い』できるわけです。