■ [嬉しい]誤算

本日は赤木小学校に行きました。嬉しい誤算続きです。
まずは3時間目に赤木小学校の全先生方の『学び合い』の授業を参観しました。当然のことながら、『学び合い』に対しての間合いは様々です。明らかに『学び合い』を受け入れられない先生もおられます。これは当然だと思います。だって、革命的なのですから。あるいみ受け入れられない先生の方が常識のある方とも言える。あははは
が、誤算だったのは、圧倒的大多数の方が『学び合い』をちゃんとやっていたことです。これには腰が抜けるほどの誤算でした。びっくり。次の誤算は、とんたんさんとkoutyさんの授業を生で見たときです。お二人の実践に関してもビックリしました。とんたんさんの『学び合い』は、ありゃ名人芸だ。ハッキリ言います。あれをみんなが出来るとは思えません。それほど、素晴らしいものでした。Koutyさんの『学び合い』は私がよく例示するシンプルな『学び合い』です。でも、極限まで削りきった『学び合い』です。無駄をそぎ落とせと私は主張していますが、ありゃ、極限まで削りきったものです。あれは、数年かけて『学び合い』が染み渡ったクラスだから出来る荒技です。凄い。
4時間目はとんたんさんのクラスの子ども、同志、保護者とのゴチャゴチャしたフリートークです。実に意味があった。やっぱ、ゴチャゴチャと話すのがよかった。私は保護者の方と特に話しました。やらねば!と再決意しました。
午後からは公開授業です。様々な『学び合い』の公開です。良かった。面白いのは参観者の動きです。多くの公開授業では、低学年の人は低学年のところ、とか、社会の人は社会の授業だけを参観すると思います。ところが、公開授業も十分もたつと、色々な教室を見て回る人が多かったと思います。子どもを見るという『学び合い』ならではの動きだと思います。
授業検討会では、子どもからの発表があり、参観者からの質問に応えていました。また、指導助言の先生からは暖かいコメントを頂き、嬉しかった。
その後の全体発表です。研究主任のとんたんさんの発表は、多くの研究指定校で行われているような分かったようで分からん不可思議な図形や、私から見るとちょいと時代遅れの心理理論の言葉はありません。ただ、願いを語っていました。その後、とんたんさんより長い時間をかけて子どもから『学び合い』の発表が参観者にありました。
これって、『学び合い』の学校だけやっていると思いますが、本当は当たり前のことだと思います。だって、学校であることを達成しようとしているならば、そのことを子どもが分かっていなければならないはずです。分かったようで分からん不可思議な図形や、私から見るとちょいと時代遅れの心理理論で学校主題を説明することはOKだと思いますが、それを子どもが理解しているでしょうか?赤木小学校の子どもは、自分たちの学校の研究主題をじつによく理解していました。
その後、私の講演です。暑苦しい講演でした。でも、心に届いたと願っています。
講演から終わり次第、車に乗って帰宅。夕食には間に合いませんでしたが、息子の風呂入れには間に合いました。息子の添い寝をして、寝かしつけました。寝るまで、何度もチュッチュしてくれました。やっぱり、無理しても家に帰って良かった。