■ [大事なこと]ゴチャゴチャ
下のメモを読めば、教師だけの会なんて馬鹿馬鹿しいことは一目瞭然ですよね。『学び合い』の会には、保護者や子ども、そして一般の人をどんどん誘うべきだと思います。そして、保護者や一般の同志は教師を誘うべきだと思います。
同じ方向性を持つならば、集団は多様で多数であるほど安定します。
■ [大事なこと]ダンバー数
異学年の『学び合い』の行き着く先は、全校の子どもを体育館に集めて「やれ~」という風になります。実際、そうやっている学校があります。でも、人数が多くなると学び合えないのではないか?と思う方が多いです。
ダンバー数というものがあります。人類学者のダンバーが、様々なサルや未開の部族の群れの数を元に、人間が集団として凝縮できる最大の数はだいたい150人だと見積もっています。それから言えば、全校での『学び合い』ではそれを越えてしまいそうです。でも、そうであっても私は多ければ多いほど、多様であれば多様であるほど良いと思います。何故か?そりゃ、人数の多い『学び合い』を見れば一目瞭然です。子ども達は、小集団を勝手に作るからです。そして、小集団同士の交流を行います。
もしかしたら、組織を固定化したならば150人が限界かも知れませんが、組織を流動化したならばダンバー数の限界を超えられると思います。『学び合い』の場合は、「みんな」の押さえと、それが評価できる評価方法さえあれば大丈夫です。
■ [お誘い]長野の会
今週土曜日の長野の会は長野県の松川中学校であります。近くに高速の松川ICがあります。名古屋(楠IC)から150km、甲府(双葉SA)から120kmの距離です。私は、『学び合い』の最初のありがちな先生の行動と、それをちょいと修正しただけで、子ども達が活発に学び合うことを映像を通して見せることをやります。
お誘いします。
12:30 - 12:50 受付
13:00 - 13:15 ①古厩一先生(生坂中学校校長)の語り
⇒今日の『学び合い』セミナー(授業)の目標(ゴール)を確認しよう!
13:20 - 14:20 ②西川先生(上越教育大学教授)の『学び合い』入門講座
⇒『学び合い』をわかりやすく知ろう!
14:30 - 15:20 ③『学び合い』実践者による出前授業
教師役:中島千博先生(高陵中学校),生徒役:セミナー参加者全員
⇒『学び合い』を実際に体験しよう!
15:35 - 16:25 ④『学び合い』の実践報告
結解武宏(天龍中学校),戸井田未菜(坂城中学校)
⇒身近な『学び合い』を知って理解を深めよう!
16:25 - 17:10 ⑤フリートーク
⇒全員が目標(ゴール)を達成しよう!
17:10 - 17:40 ⑥古厩一先生(生坂中学校校長)の語り
⇒今日の『学び合い』を評価しよう!
18:30 - ⑦簡単な懇親会(松川町周辺)
⇒もっと、もっと、学び合おう!