■ [発見]自分
ゼミ生には「教師の第一の資質は、保護者・子ども・社会の悪口を言わないこと。それが本当であっても。言えば、自己改善しなくなる。そして、自分の言葉で、自分を腐らせる。」と言います。
本日、ふと、自分の特徴を発見しました。それは家族に対して、家の外の人のことを否定的に言ったことがないのです。思い起こせば、小さいときからです。何でだろうと自己分析しました。そうすると、私は特定の人を憎み続けるということがないようです。これには、ちょいと説明が入ります。学内政治や学会政治において、政敵はいます。ある情報が入ると、カッカして怒ります。しかし、それは数時間以内に収まり、その人にもその人なりの立場があるんだろうと理解します。そして、淡々とその人の論を潰す作戦を考えます。そのころには、その人に対する憎しみはありません。まあ、例えてみれば、コンピュータとの対戦ゲームをやっているようなもんです。コンピュータに対して、憎しみは持ちませんよね。頭は、どうやって、それを乗り越えるかでいっぱいになるはずです。あれと同じです。だから、家に帰ることには、わざわざ家族にそのことを言うことはないのです。
何でそうなっているのかを考えました。それは、憎しみ続けることによって、自分の言葉で自分を腐らせたくないという、自己防衛が無意識に働いているのだと思います。
追伸 怒りは収まりますが、執念深さは相当なものです。
http://manabiai.g.hatena.ne.jp/jun24kawa/20031218/1172910563