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2010-03-20

[]管理職 22:26 管理職 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 管理職 - 西川純のメモ 管理職 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 管理職として人に100を求めるとき、自分は101以上でなければならない。それは、自分が若い時には150出来たことを誇るのではなく、今、101であること。でも、それが出来れば、1000人に100を求めることが出来る。

 でも、年を取れば、100はきついもの。では71にすればいい。1000人に101ではなく、2000人に70を求めればいい。大事なのは2000人に伝わるメッセージは何かを考えればいい。

 だから、年長者が管理職になるのだと思う。だって、現役、バリバリが管理職だったら、部下は死ぬ。

[]ツイッターの仕様 08:24 ツイッターの仕様 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ツイッターの仕様 - 西川純のメモ ツイッターの仕様 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 今日、ツイッターの使い方に関して発見しました。同志の中には、使われている方も多いので、書きます。

 今まで、ツイッターでポストした内容は、全フォロアーに流れるもんだと思いました。その中には、他の人への返信もです。ところが違うんですね。

 例えば、AさんがBさんに返信したポストは、AさんとBさんの両方をフォローしている人が見られるのです。でも、ある意味、理屈は通りますね。だって、AさんとBさんの両方をフォローしている人以外は、何が何だか分からないのですから。そのような混乱を避ける意味があると思います。でも、私はもっと公開性を高めたらいいと思います。だって、ツイッターのポストは、興味がなければ無視すれば良いんですから。もし、Aさんのフォロアーがそのやりとりに興味があれば、Bさんをフォローすればいいのですから。それによってBさんという人のポストが広がる。

 どうするか考えました。単純に返信すると「@username」で始まるポストになります。そうなると上記の通りです。公開性を高めるには「.@username」のように「.」を最初につければいいそうです。

 ただ、面倒ですよね。その場合は、相手方に「以下の返信は、公開したポストにします」というようにしてやるのも手ですね。話の流れ場分かるためん、「RT」や「QT」を活用すると良いですね。

 ちなみに、昨日の連続ポストは、私なりの教師の力量形成についてです。簡単に言えば、教師の集団作り、そして、それを社会に広げていくというのが、私(つまり大学教師の私)の基本戦略です。でも、それが形成されるまでは、まずは上越教育大学の教職大学院で、現職院生と学卒院生が協働して教育実習をするというのを仕組んでいると言うことです。

 今日の朝は、若い学生さんが教員になろうか、なるまいかを悩んでいるので、教員養成系大学の教師としてアドバイスです。簡単に言えば、教師を特別な職業と考えずに見てみたら、ということと、でも、教師は素晴らしいよ、と言うことです。

 なお、私のポストの履歴は、http://twilog.org/jun24kawaにあります。

[]中国の会 06:41 中国の会 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 中国の会 - 西川純のメモ 中国の会 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日は広島で『学び合い』の中国の会です。楽しみです。http://manabiai.g.hatena.ne.jp/sun-in_00/

[]強欲 06:41 強欲 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 強欲 - 西川純のメモ 強欲 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 『学び合い』の会や、洗脳旅行をきっかけに、3学期の半ばより『学び合い』にトライされた方はかなりいると思います。その方々のブログ(『学び合い』グループ以外も含む)やメールを読むと、みなさん本当に強欲だと思います。

 だって、ほんの数週間で、その学校に入学以来、正されなかった暗い部分が、どんどん変わっていくのです。でも、それに満足せず、悩んでいるのです。心の中で、「こんなことが出来るの『学び合い』以外に出来るわけないじゃん。目の前にある問題は、元々あった問題で、それが見えやすくなったわけでしょ。まずは良しとして、前に進めばいいじゃん」と思います。が、考えてみれば、この強欲は大事にしなければと思います。

 だって、強欲だから、3学期になってから『学び合い』をやるという選択をしたのです。そして、ほんの数週間で手がかりを得たのです。『学び合い』は簡単です(多くの同志からの「え~!!」という声が聞こえます。あははは)。だって、とりあえず手引き書通りにやれば、4週間でかなりの改善が出来ます。3ヶ月もやり「続けれ」は、今まで乗り越えられなかったことが乗り越えられます。では、その後はどうなのでしょうか?おそらく、次は年間を通してやってみた後だと思います。とにもかくにも4月1日から3月31日までやれば、1年の流れが見えます。そして、出来るんだ、という気持ちが生まれます。思い出して下さい。教師人生で一番忙しくて大変なのは「新任」の時でしょ?ところが、2年目になると、ぐっと楽になりますよね。もちろん、仕事の量が経るわけではないと思います。でも、1年間の仕事の流れの中で、今の仕事を観られるので、新任に比べて圧倒的に「気が楽」になったと思います。

 この1年を過ごせば、あとは、十年やろうが、二十年やろうが、初年に比べたらあまり変わりばえしません。どこまで行っても悩みます。その中で、自分色の『学び合い』になります。あと10日で新年度です。強欲であり続けて下さいね。

追伸 長く実践すると伸びるものがあります。悩んで、もがきます。ま、結局、考え方の基本に戻って自らを正し、子どもに謝り、子どもにちゃんと語る以外に道はないことに気づくまでの時間は短くなります。でも、長く実践しても、他の実践者とのつながりが弱いと遅れます。だって、『学び合い』は常に進化しています。それも1年単位で。同じ実践をしたとしても、吸収し続け、トライし続けないと、あっという間に、従来指導型『学び合い』になってしまいます。