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2010-05-25

[]まだ見ていない 23:04 まだ見ていない - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - まだ見ていない - 西川純のメモ まだ見ていない - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日、4月下旬にゼミに所属したゼミ生と話しました。そのゼミ生は「『学び合い』の実践校の子どもたちの姿を見せてもらいましたが、いきなりあの姿を見ても、正直信じられません。『学び合い』でない子どもが、どのように変化するかというものを見ないと納得できないです」と言いました。(4月中旬に上越の『学び合い』実践校の授業を参観しました)

 私は大笑いして、「君は既に、見ているよ」と言いましたがポカンとしていました。そこで以下のように語りました。

私:ゼミを思い出しな。現職院生さんたちと大笑いしながら、いつまでも建設的な議論し続けられるだろ。あれが普通か?

ゼミ生:(首を振る)別なゼミ生が、このゼミ自体が『学び合い』なんだと教える。

私:あれを実現するまでどれくらいかかった?

ゼミ生:1ヶ月以下です。

私:ゼミで私は何をしている、寝ているだけだろ。(私は全体ゼミでは何もしゃべらず、じっと横で寝ています。正確には、彼らの会話を音を聞いています。それで、健全か否かを判断できます)

ゼミ生:(頷く)

私:でも、所々で説教しただろ。よからぬ方向に行くと私は説教をする。修士2年は私が何を良しとして、何を許さないかを知っている。だから『学び合い』が成立するんだ。君は十分に『学び合い』の成立過程を見ているだろ。

 毎年のことですが、『学び合い』の中にいると、それがあまりにも自然なので気づかないのです。ゼミ生にとって私はたまに真面目な話をするが、だいたいは馬鹿な話をするおっさんです。でも、それが『学び合い』における教師の姿の一つなのです。

[]同志の実践 22:51 同志の実践 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 同志の実践 - 西川純のメモ 同志の実践 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 24日に埼玉の同志の実践が教育新聞に掲載されました。とにもかくにも、同志の実践が順調なのは嬉しいです。

http://www.kyobun.co.jp/topics/top_index.html