■ [大事なこと]闇 
本日、ある先生に語ったことです。その方は自分のクラスが不十分だと思っています。でも、私が見ましたが、かなりのレベルに達しています。笑って「何が問題ですか？」と授業後に語りました。でも、自信を持てません。学校で『学び合い』に取り組んでいる学校なのですから、学校の先生方のレベルはみんなかなりのレベルです。そうなると、隣の芝生は青い、みたいなものではないかと思います。
方法論は熱血型ですが、考え方は我々の考え方だと思います。本当に質の高いクラスだともいます。でも、その方は、クラスの問題をいくつか指摘されました。たしかに、その兆候は見られます。そこで以下のように語りました。
『たしかに、どんなクラスでも闇はあります。でも、先生の気づいている闇が、先生のクラスの闇の全てでしょうか？違うと思います。おそらく、先生の気づいていない闇はあるはずです。でも、先生が目についた闇に拘っていれば、気づいていない闇にしわ寄せが来ます。結局、解決する方法はクラスを創るしかないのです。クラスができあがれば、先生の気になっている闇も、気づいていない闇もバランスよく解決できます。クラスを創りましょう。』
と語りました。「心に響きました」と言っていただきました。あと1ヶ月以内に充実段階にいくと思います。そして、1年間で発展段階までいくのではと思っています。体育系の先生は『学び合い』には抵抗感をもたれるようですが、実は、やればはまるし、レベル高い実践を出来ます。だって部活を通して、しかり方、あおり方のうまい方って多いですから。楽しみです。
