■ [ゼミ]自慢
研究会の授業を参観するとき、参観者は何を見ているでしょう。おそらく、圧倒的大多数の時間は教師だと思います。子どもも見ますが、それは教師の発問に反応する子どもです。授業検討会では、教材や教師の発言が話題の中心となります。
でも、『学び合い』では子ども「たち」を見て欲しい。私にとっては、我がゼミ生を見てもらいたい。自慢の子どもたちです(39歳のおっさんもいますが)。でも、自信があります。今、このまんまの17人のゼミ生で学校をつくったら、校長として最高の学校をつくる自信があります。我がゼミ生の半数以上は現職経験の無い学生さんです。中には20歳そこそこの学部3年生もいます。経験もない、知識も技術もない。でも、その若い学生さんが過半数を占めていても、絶対に最高の学校をつくる自信があります。だって、我がゼミ生は皆、教師として必要としている三つの資質を持っている。
何度も書きましたが、教師の資質の第一は、子どもや親の悪口を言わない。悪口は気持ちいいですが、合理化です。自分に何が足りないかを問わない人に成長はない。第二は、異質な人との協働です。これはバッチリです。第三は、自然体です。無理をしない。でも、我がゼミ生集団には、さらにもう一つあります。自らが日本の教育を変えるという志と、それが可能であるという確信です。
私が経験も、知識も、技術もない若い学生が過半数である我がゼミ生で最高の学校を創れると確信する理由は以上の通りです。是非、我がゼミ生を見て、その集団の中に浸って、私の確信を追体験して欲しい。そして、私が「な~んもしてない「様」に見える」姿を見て欲しい。
追伸 私のゼミ運営は、文化でありシステムです。教職大学院という新しい組織の中で再構築するのに2年かかりました。
■ [お誘い]再度お誘いします。
明日、6月26日に上教大で気楽な定例会を始めます。(http://bit.ly/bFQ46J)当日は上教大附属小学校の公開授業日です。私も午前中は親ばかで参加します。お誘いします。堅苦しくなくて、お菓子持ちよりのゴチャゴチャした会をしたいと思います。突然の飛び込み、ウエルカムです。
7月3日に横浜で講演します。楽しいですよ。お誘いします。http://bit.ly/bdy9UN