■ [親ばか]虹
みなさんは完全な虹を見たことがありますか?つまり、地平線の地面から半円形に続いて他方の地面の続く虹です。私は51年間生きて初めて見ました。ちなみに息子は10歳で見ました。見ほれるほどの完全さでした。なお、理系人間としては説明に困るのですが、二本の虹も見ました。不思議だな~
■ [大事なこと]魔法ではありません
『学び合い』は魔法ではありません。でも、私は以下を豪語します。最低点が80点(中高だったら、全国平均と読み替えてください)以上になります。人間関係が改善します。見えやすいのは男女の子どもが仲良くなります。その結果として、女子の小さいグループ化が無くなります。特別支援の子どもが気にならなくなります。
これ読めば、「『学び合い』は魔法だ」と言っているように誤解されます。でも、私は魔法だと言うつもりはありません。上記の程度は、それほど大変ではありません。少なくともクラスの相当しんどい子ども2、3人以外だったら、比較的簡単です。そして、1年踏ん張れば実現可能だと感じられると思います。何故、私は簡単だと確信しているのは、「『学び合い』が魔法」だと思っているからではありません、現状の指導がどれだけひどいかをよく知っているからです。それは、学術データからも今までの実践データでも明らかです。だから、そのひどい指導をやめるだけで、ましになるは当たり前です。『学び合い』の初期段階が本当に簡単なのは、『学び合い』の効果と言うより、いままでの悲惨な指導をやめた、という効果です。そこから全員達成を実現するところに『学び合い』の真骨頂があります。
追伸 『学び合い』がうまくいかないと悩んでいる同士へ、是非、手引き書の完全版と短縮版をお読みください。多くの方が悩んでいることは、あなたが最初に悩んでいるわけではないし、最後に悩むわけではありません。そして、人と話してください。愚痴ってください。
■ [大事なこと]中学校の異学年『学び合い』
高校入試は、本気に受験勉強し始めるのは「いつか」でほぼ決まりますよね。だから、教師は一生懸命に受験の大変さを生徒に語ります。でも、本当に分かって欲しい生徒は、「まだ、先さ」と思っています。
そこでです。中学校3年生と1、2年生を異学年『学び合い』をすることは非常に有効な受験対策になります。それによって焦っている3年生の姿を見ます。3年生からリアルな情報が流れます。そして、年度末には、だれが志望校に入ったか、入らないかが分かるのです。
逆に3年生にとっても意味があります。中堅は若手がいるから中堅の振る舞いをするのです。下級生に語る言葉は、実は自分に向けられるのです。まだ大丈夫、逆に、もう駄目だ、という弱い自分の心に鞭を入れます。
いかに有効かお分かりですよね。早くやったモン勝ちですよ。あははは